高槻入門トレイルラン!

「技術は、我流を凌駕する。」「技術は、経験の浅さを補う。」
をモッ トーに、高槻入門トレイルランは講習にかなり力を入れています。入門コースで基礎を学び、初、中、上へと段階を踏んで上がってきた方と、上級に飛び級できた方とでは技術や疲労度には雲泥の差があります。時に、フルマラソン3時間半のタイムを持つ男性ランナーさんが、5時間タイムの女性ランナーさんにまったくついていけないということも。


最近ツアーでもロードレースがメインで体力・走力アップに来られている方と、トレイルにすっかりハマって転向しより上を目指す方とに、2極化しつつあります。後者のマジな方を今後はもっと増やしていきたい。

トレイルランニングは、本来自由なもの。
トレイルランニングのよいところは、山道をムダのある動きで歩いたり、走ったりすれば、すぐ疲労に表れるので、自然とフォームが矯正される点です。そんな理由で、ツアーでの講習は控えめにしていることもあります。以前は都度講習もみっちりめに行っていたのですが、あれこれ覚えることが多くなると、トレイルの醍醐味である絶景や鳥のさえずり、そよ風など自然の大切な気づきを見落としてしまうケースが多々見られたため、考え直しました。「そんなこと言わずに、もっと上の級に参加したいんです。」「トレイルレースにも出場したいので、一から技術を教えてください。」という本気な方が、この高槻入門ツアーには集まっています。

特に女性メンバーさんの本気度はすごい。「本気で速くなりたいんです。必死で努力しています。」「大阪国際女子マラソン出場を目指しています。」「トレイルで入賞を狙っています!」直にメールをいただくことも増えており、熱い。
そうした方の声に応えるべく、日々私も研究と研磨を重ねていきます。


罰ゲーム?後ろ手に手錠をかけられたような状態で、トレイルの下り猛特訓。両手がふさがるとバランスを取れないので、大変ですね。不自由な状態(両手がふさがった状態)でうまく下れるようになれば、自由な状態(両手でバランスのとれる状態)では、よりうまく下れるようになります。※危険を伴うため、実施場所に注意が重要。