裏京都嵐山アドベンチャートレイルラン
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

マウントフジの天子山地を彷彿とさせる、長く急な登り(京都/北山)
京都比叡山やその後の横高山の登りなんて、やさしいもの。直角に近い急斜面。さすが中級コースに参加される、皆さん。「登りごたえありますね。気持ちいい~」と楽しまれていました。

赤のTHE NORTH FACEシングルトラックHAYASAをクールに履きこなす、西原さん。65歳。すらっとした足に、引き締まった体。とても60代には見えません。60代でトレイルランナーズ大阪の中級コースで、中盤位置で走る体力は素晴らしいです。約15kmで累積標高差1,500mのトレイルを走った足で(ちなみに京都一周は30kmで、1,300m程度)、平均傾斜14%の京都屈指の急こう配ロード、六丁峠坂も歩かずに走り切りました。いくつになっても元気に走り続けていたいと、みんな西原さんから元気をもらいました。

がんばった!仲良し女子4人組の、うち2人。2人とも20代半ば。マラソン完走経験はなく、リリレー駅伝が中心という体力で、初デビューが累積標高差1,500mのトレイルランナーズ大阪の中級の中でも過酷なコースにチャレンジ。心配していたのですが、、

事前の体力確認メールや集合時の「今日は、急こう配の大変ハードなコースです。」という脅しにも屈せずのご参加。感心したのは、最後まで「辛い!」「山を走るってこんなに苦しいの~」「こんなはずじゃなかった。」といった言葉は一切聞かず、「やっと着いた~うわぁ、景色が最高!」と笑顔で楽しんでいました。

この日は、もう一人20代半ばの男性ランナーがトレラン初デビュー。中・高と陸上部で

5km15分30秒
ハーフ1時間10分台
フル2時間30分..

「キャプテンがどこまで加速するのか、見てみたかった。」

とんでもなく速かった。(笑)

「このペースで走れるなら、キャプテンもハーフは1時間10分台ぐらいですか?」
という言葉をいただくも、42.195km以下ではまず勝てそうにない。2時間30分は、サブスリーランナーよりももう一段階速い。彼には、「100kmのトレイルで勝負しましょう。」と答えておいた。

参加されたメンバーさん間での不思議な会話。

「フルは30km以降苦しくて、どうしてもキロ4分に落ちるんですよね~」
他のメンバーさん「落ちる?むしろ僕なら加速しているけれど、、」
「フルとハーフでは走り方を変えています。」
他のメンバーさん(同じやわ。)」

毎朝10kmの通勤前ランを、週6で続けているそう。
トレイルのレースにも興味を示され、今後に期待大。

トレイルラン競技人口の低年齢化を図り、20代のランナーに力を入れてアプローチ。その甲斐あって少しづつ、20代参加者も増えている。あるトレイルレースの参加者平均年齢が40歳以上というのは高すぎると感じ、トレイルランニング競技の活性化のためにも、20代を少しづつ増やしていく。20代がどんどんレースに参入してくれば、競技として非常に面白い。

もう普通のコースじゃ物足りないぜ。

日ごろの体力さえあれば、素晴らしい世界へ走って行ける。