ランナーの皆さま、こんにちは!トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

日曜日は、千羽海崖コースタルトレイルランレース2013にレース出場してまいりました。舞台は、徳島県美波町。人口約7,413人の町。この街もご多分に漏れず過疎化が進んでいるそうで、ウミガメをテーマとした町おこしや今回のレースも「少しでもこの土地のよさを知ってもらい、観光客を増やしたい。」という思いで開催されています。またこのレースは、「国内で一番はじめに行われるトレイルランレース」でもあります。ゴール地点は、ウミガメの産卵地として知られる大浜海岸。砂浜には赤い絨毯が敷かれ、目の前の砂浜目がけて駆けこみます。感動も一塩。さて、レースレポートをお送りします。

宿泊先のホテル『白い燈台』。外観は水色。
今年、ゴール後のランナーはここの温泉に入浴します。
目の前には海が広がり、夜は満点の星空。。

千羽海崖の雄大な景色。朝焼けと夕焼けが非常に美しい。
「明日はあの急峻な崖沿いを走るのか~」と感慨に浸ります。

前日。トレイルランナー鏑木毅さんによる、トレイルランニングセッション。基礎の基礎の話だと思っていたら、おすすめレースや勝つためのトレーニング学、栄養学など非常に突っ込んだ内容。鏑木さんお1人で90分×2本(3時間)も話されるのは珍しい。このあと前夜祭でもスピーチを無茶ぶりされ、この日は少しお疲れだった様子。僕も過去セミナー講演やスピーチ経験がありますが、人前で話をするというのは非常にパワーを使います。鏑木さん、ありがとうございます。

前夜祭。『日和佐の音』日和佐太鼓。屈強な外国の方も入り混じり、ド迫力。
みんな明日のレースへの活力をもらいました。

前夜祭。鏑木毅さんとトレイルランナーズ大阪のメンバー陣。貴重な一枚。このあと、僕はその場にいなかったのですが、世にも貴重なトレイルランナー鏑木さんの阿波踊りが見れたのだとか。女性ファンからは、「かわいい~」と黄色い声があがったそう。そんな姿見たことないよ、これまでに。

大奮闘!トレイルランナーズ大阪のメンバー女性陣4名がショートコースベスト20入り。その中の1人、岡田さんはショートの部で6位の快挙。皆さん、昨年トレイルランデビューされた方ばかりです。とりわけツアーによくご参加くださっているトレイル経験値の高い皆さまで、結果を期待していたのですが、期待以上。皆さん自身が一番驚いていました。「足へのダメージもないです。もっと走れた~」と次のレースに向けて意気込んでおり、翌日も「特に筋肉痛ありません。どうして?」と女性陣の皆さん、すごくタフ。(笑)僕も嬉しかったです。^^

僕は、4時間11分34秒で27位。レースに出場するといつも思うことですが、一人ではこんなタイム絶対に出せません。これも共に走ったランナーやメンバー、ボランティアさん、数多くの方々のおかげで快走できたのだと思います。最後の舗装路での地元の方々の応援も非常に励みになりました。ありがとうございます!

徳島県美波町、最高!