トレイルランナーズ大阪の安藤です。

メルマガでは速報でお知らせしていますが(まだの方はご登録ください)、9月15日、16日は「歴史街道 丹後100kmウルトラマラソン」に参加してまいりました。トレイルランツアー参加者の中から男女7名がグループトライアル※にエントリー。(※3名の完走合計タイムで入賞を競う。)
けれど実際にはこっそり100km参加の方や60kmの方を含めると、15名以上がこの過酷なレースにエントリーしていました!大会参加人数も2010年1,000人、2011年1,500人、2012年2,000と
激増しいます。「ウルトラ大国日本」もそう遠くはない未来です。


さて、グループトライアルの結果は..

男女7名中5名が完走!
完走率50%の壁を破りました!!

あとの2名も関門で止められただけで、70kmまで走り続けて、元気そのものでした。2人とも来年リベンジに燃えています。

今年は「開催史上、もっとも暑くてきつい。」とレースを8回完走している方にも言わしめた気候。気温30度超、湿度90%。降水確率0%。トレイルランナーでもうんざりする、繰り返されるアップダウンに激坂。まるでサウナの中を走っているような気温。そんな中、ゴールで待つ仲間を目指し1人1人が激走しました。

ゴール1km手前では和太鼓の音が鳴り響き、街中はお祭り状態。ボランティアや地元の方がハイタッチで出迎えてくれ、ゴール直前ではランナー1人1人の名前がコールされました。会場の大歓声とともにフィニッシュ!!!ゴール会場ではまったく知らない別のランナーとも、「ナイスラン!」とお互いの完走を褒め称え、握手やハグを交わしました。


限界って事前に決めるものであなく、自分がベストを尽くした結果として、最終的にたとりついた到達地点が、僕は限界だと思う。その限界も自分次第で、また引き上げることができるものだと。

自分の力を過大評価をしてはいけないが、一方で、自分の可能性について過小評価をしてもいけない。

皆さんの笑顔を見ていて、そう感じました。

ゴール後。大会運営者であり、24時間テレビ走でも知られている、坂本雄次さんを発見!写真撮影にも快く応じていただき、がっちり握手を交わし、このような素晴らしい大会を開催いただいたことへのお礼を申し上げました。坂本さんは60歳をすぎておられ、テレビで「もう歳なので長距離は控えたい。」と謙遜されていましたが、その脚は完全なウルトラランナーの足でした。