久しぶりに虹を見た

 どれだけ久しぶりだろう

  ひょっとすると10年以上になるの・・?


突然、街の空高くに架けられた七色の橋

 神様のいたずらが、埃臭い街並みを掛けがいのない世界にしてしまった

  だれがこんなに美しいものを作れるだろう

ここが地球だとか、俺は28歳だとか、仕事は何だとか、そんなことはどうでもいい

 あらゆる固執が溶かれた瞬間


美しさはこの世に生れて良かったと思わせる


 みんな空を見上げる

しばし呆然とする

 ほんと、生きて来られて良かったと思った



傍らの子供がお父さんに聞いている


  「虹ってさ、、、柔らかい??」。。


クラクラして、俺は死んでも満足だと思った

坊主の不審な行動