意図せず時間ができてしまったので、Windows Updateで引っかかっていたSurface Go 2をなんとかしてみようと思った。
ちなみにSurface Go 2はメモリ4GB、HDD64GBの下位モデル()で、すでにWin10→Win11 バージョン 23H2にバージョンアップ済み。
こいつをWindows Updateで悪名高きWIn11 バージョン24H2にバージョンアップさせるのに、HDDの空き容量が足りないのでそれ以上進められなくて早数カ月。
そこで、まずは可能な限りアプリケーションアンインストール、ファイル避難、Windows Updateテンポラリファイルの消去でHDDの空きを増やした。
そしてなんとかHDDに20GB程度の空きを確保。
そして10GB程度の記憶装置が必要だと言われるのでSDカード30GBを用意。
Windows Update時に要求されるスペック的にはこれでインストール可能なはず。
しかし、インストール途中でどうしても止まってしまう。
何度か試してみてもはっきりと原因のエラーが示されないが、これでもまだメインHDDの空き容量が足りなくて途中で止まっているような挙動。
しょうがないので24H2のISOイメージで、SDカードをアップデートのブータブルメディアにしてクリーンインストールを試そうとしても、今度はインストール先のパーティションのBitLokcer(暗号化)に阻害される。
インストーラーからBitLokcerを解除してくれと言われるが、Windows Home EditionはコントロールパネルからのBitLokcerの解除はできない……
これのためだけに今更こんな過去機種をWindows Pro Editionにアップグレードするのはちょっと馬鹿げてる。
そこで色々考えたが、Windowsの回復から実質的なクリーンインストール状態まで戻せばもっと大幅にHDDの空きが増やせると思い、それなら24H2に必要と思われるHDDの空きに届くのではないかと思い切って実行。
23H2へのアップデート時の回復イメージのパーティションは残っているので、これでWin11 23H2のアップデート状態かつクリーンインストール状態までは戻せる。
このSurface Go 2下位モデルは使っているうちに分かるのだが、とにかくHDD容量とRAMが少なすぎて、Windows Updateを繰り返しているだけでもキツキツになってくる。
そのうちプログラミング開発とかの重い用途にはとても耐えられなくなる。
基本的にタブレットなので拡張性に乏しく、型落ちとなった現状では、Webや動画の閲覧用みたいなそれこそタブレット的な用途にしか使い道がなくなる。
なので、すでにできる限りはアプリケーションを減らしていて、HDDの空き容量は現状で最大に近い程度は確保できている。
それでも20GB程度。Windowsの回復からの23H2クリーンインストールを実行するために必要なHDDの空き容量は……なんとか足りた。
回復インストールを終えたところで空き容量を見てみると、さすがは実質的クリーンインストール状態。思惑通り30GB以上のHDDの空きができていた。
逆に言うと、Windowsはただ何年か使っているだけで10GB以上の原因不明消去困難なゴミを溜め込んでいるということ……
さて、これでようやく24H2のインストールに着手。
幸い先ほど作ったSDカードの24H2ブータブルメディアが手元に残っているので、Windows上からブータブルメディアのsetup.exeを実行。
結果は……普通にインストールできた!
やはり問題はHDDの容量の少なさが決定的に致命的なだけだった模様。
以上、誰かの役に立つかも分からないけど、Win11バージョン24H2のアップデートで手こずった部分を書いてみた。