お金渡しているんだから、弁当くらい作れよ。


旦那はよく○○くらいって言い方をよく使う。


弁当くらい  ⬅️ この言い方、ひどいですよね。
自分はできているものを、持っていくだけ。
朝、ギリギリな時間に起きてくるから、お弁当を作っているところなんか見たことはない。
早く起きてお弁当を作るのだって大変だし、朝はお弁当を作るだけではないんだから。


次の日から、お弁当作りましたよ。
ええ、お金もらってますから、旦那が今日はお弁当いらないんだったと言った日は、夕飯に出してやりました。
どうしても無理なときは、朝、近所のコンビニに行き、もらったお金でカップラーメンとおにぎりを買い、弁当袋に入れておきました。




女とは別れない、間違っていないこと、図星なことを言われると威圧的な態度になり、物にあたりちらし、大きな声をあげる。


こんな旦那とよく一緒にいられたね。
息子が二十歳になるまでよく我慢したね。
もっと早く別れようと思わなかったんですか?
と、コメントやメールいだだいたり、離婚してから友達や母から言われました。


なかなか女と別れない旦那ですが、このあとさらにひどい裏切り方をします。
そのときは、すぐにでも離婚したいとその場の勢いで離婚を口にしてしまいます。


しかし、冷静に考えてみて、息子が大きくなるまでは、と思いとどまりました。


ショボーン 離婚か、離婚なんてしても行くとこないし、生活していかれるお金もない、勇気もない。


ナイナイづくしです。
離婚 = 母の顔が浮かびました。


学生の頃、突然父が他界し、そこからは母が働き、介護が必要な祖父もいたりで、生活を支えるために、大変苦労したと思います。
私の結婚が決まったときも、肩身の狭い思いをさせないようにと、着物、嫁入り道具(家具、布団など)ひととおり揃えてくれ、本当に喜んでくれました。


なのに、離婚なんてしたら、悲しませてしまう。
私も弟も手から離れ(祖父は亡くなりました)、やっと自分のためにいろいろできるというときに、パートの稼ぎくらいしかない娘と、小児喘息の孫が帰ってきてしまったら、悲しませてまた苦労させてしまう。
離婚 = 親不孝
と、思ってしまい、相談することすらできなかった。


この時、息子は小学校低学年、お父さんがいなくなってしまうのもかわいそう。


そして、やっぱりお金です。
息子だって成長していくにつれ、どんどんお金がかかってきます。私のパートの給料じゃ、生活すらできない。


先のことを考えたら、離婚する勇気はありませんでした。今はまだ離婚の時期じゃないと、
息子が大きくなるまでは一緒にいようと決めました。


それまでには、何年もあるけど、旦那は女と終わっているかもしれないし、それなら仮面夫婦、家族でいようと思ったんです。


ショボーン それが、すぐに離婚しなかった、できなかった理由です。