(わかる人にはわかる) PowerPointテクニック解説 | パワポ部

(わかる人にはわかる) PowerPointテクニック解説

ちょうど一週間前、東京でこんなコラボセミナーをやってきました。

予告編動画は↓こちら。もちろん、全編PowerPointだけでつくってます。




本日はこのPowerPointスライドのつくりかたのポイントを、

文字だけで解説しちゃいます。

想像力豊かに、「ふむふむ」とご理解いただけましたら幸いですw

では、いきます!


1) オープニングの「Takemi Omori」「Hiroyuki Kawai」の文字

・開始効果の[ベーシックズーム(アウト)]と[ディゾルブイン]を同時にかけています。
 (文字単位で表示/20%遅延)

2) オープニングの「×」マーク

・「星形」の図形を開始効果[ベーシックズーム(イン)]で登場させ、
 強調効果[図形の色]と[拡大]を同時にかけています。

3) BGM

・フリーの音素材2種類を、「Sound Engine Free」というソフトで合体させています。

4) それぞれの自己紹介部分

・画面切り替え効果[フラッシュ]でスタート。
・「名前」は一文字ずつ分解し、開始効果[ベーシックズーム(アウト)]で登場させています。
・各文字は、「30%透過」させています。
・移り変わる写真は、開始効果[アピール]で登場させ、終了効果[フェード]で消しています。
 それをややかぶさるくらいのタイミングで何枚か重ねています。
・最後のプロフィール写真は、開始効果[フェード]で登場させています。
・画面半分を覆う赤い帯は、開始効果[スライドイン]で登場させています。
 (大森さんは下から、河合は上から)
・紹介フレーズは、開始効果[スライドイン]と[フェード]を同時にかけて登場。
 その後、[アニメーションの軌跡>直線]でゆっくりと動かしています。

5) 二人のプロフィール写真が並ぶところ

・名前の文字は、それぞれ上下からの開始効果[スライドイン]で登場。

6) 「Chemical Reaction」のところ

・プロフィール写真の上に、映像素材を開始効果[フェード]で登場させます。
・同時に、二人の名前が終了効果[ベーシックズーム(アウト/中心へ)]で一文字ずつ画面の中心へと消えていきます。
・その後、「Chemical Reaction」の文字が開始効果[ベーシックズーム(イン)]で登場。
・登場と同時に、「Chemical Reaction」の文字の上に同じ文字を開始効果[アピール]で登場させ、強調効果[拡大(300%)]と終了効果[ディゾルブアウト]を同時にかけ、文字が飛び出してくるように設定しています。
・映像に強調効果[ブリンク]を高速設定(0.1秒)でかけ、背後のプロフィール写真が電気が走るように浮かび上がるようにしています。

7) 「2013.05.26」のところ

・「ルパン三世効果」で、一文字ずつのスライドを[画面の自動切り替え(0.1秒)]で次々と送り、その最後に「2013.05.26」の文字を強調効果[拡大(120%)]でじわじわと大きくなるように設定しています。

8) 「日本のプレゼンテーションが」のところ

・画面切り替え効果[フライスルー(イン)]で文字を登場させ、「7」と同様にじわじわと大きくなる+パパパッと点滅する効果をつけています。

9) 「テレビの砂嵐」のところ

・映像素材の「砂嵐」を使用。
・その背面に「to be continued」の文字を開始効果[アピール]で登場させ、砂嵐映像に前述の高速ブリンクをかけることで、一瞬文字が浮かび上がるようにしています。
・最後は、画面全体を覆う黒い四角形が開始効果[フェード]でゆっくりと登場し、画面が黒くフェードアウトしていきます。


以上です。



さて。このように文字だけで解説すると、なんだか複雑に見えるかもしれませんね。

ですが、よーく読んでみてください。

実はそれほど多くのアニメーション効果もトリッキーなテクニックも使っていないんですよね。

いくつかの“定番アニメーション効果”を組み合わせているだけなのです。

ご興味のある方は、一度、この説明文のとおりに同じようなスライドをつくってみてください。

意外と簡単にできちゃうと思いますw


ということで、この予告編スライドにも登場するいくつかの“定番アニメーション効果”をレクチャーするセミナーを開催します。


KEN SCHOOL × Presentainment
『魅せるプレゼン! PowerPoint表現テクニック講座』


6月8日(土)の梅田ヒルトンプラザウエスト校は、私・河合が登壇させていただきますw

よろしければぜひお越しくださいませ^^