パワポ部的 【プレゼンの流儀】 (2012.5.3版) | パワポ部

パワポ部的 【プレゼンの流儀】 (2012.5.3版)

$パワポ部-パワポ部・鬼五則

世の中にはいろいろな“プレゼンの流儀”があり、それぞれの持論がネットや書籍やセミナーなどを通じて飛び交っています。

そこで、パワポ部としてもそのスタンスを打ち出すべく、独自の流儀を書き記してみることにしました。

最近のトレンド(「ジョブズ」的なものや「プレゼンテーションzen」的なもの)とは相反するように見える部分もありますが、あくまでも手段が異なるだけで、目指すところは同じだと思っています。
“流儀”ですから、やり方は他と違っているほうがいいですよね。
(単に、画一化や予定調和を嫌う僕の天の邪鬼さに起因するものではありません。←どうだか)


んなことはともかく、早速その流儀とやらを。

一度にたくさん書いてもあれなので、とりあえず5項目。また追加していきます。

※“流儀”と銘打っていますが、将来的に中身がごろりと変わるかもしれません。
 (変化していくことも、またひとつの流儀)


パワポ部的【プレゼンの流儀】 2012.5.3版


プレゼンの「べき論」に囚われるな!

プレゼンに決まった型はない。プレゼンの表現は自由である。百人百様であればいい。「こうしたほうが良い」という意見はあっても、「こうしなければならない」という決まりはない。大切なのは型ではなく、「どうすれば伝わるか?」という工夫である。

プレゼンは100%相手視点でつくれ!

プレゼンとは、目的の実現のために相手を動かすこと。そのためには「相手が喜んで動きたくなるか?」がポイントになる。よって、プレゼンは「自分の言いたいこと」ではなく、「相手の知りたいこと」で展開する必要がある。相手の知りたいことを追求すれば、余分な要素が削ぎ落とされ、内容は自ずとシンプルになる。(単に「シンプルにすること」を目指してはいけない)

はじめにシナリオありき!

パワーポイントを起動する前に、プレゼンのシナリオ(トーク&スライド展開)をつくること。スライドをつくりはじめるときには、すでに実際のプレゼンが頭の中で行われているように。スライドはあくまでも、このシナリオを伝わりやすく“視覚化”するためにある。

スライドは細部までつくり込め!

プレゼンスライドは「見せるもの」ではなく「見てもらうもの」。できるだけキレイで見やすいものになるよう、細部までつくり込むこと。神は細部に宿る。細かいところまで気遣いされたスライドに、オーディエンスは好意を抱くだろう。逆もまた然り。

アニメーション効果はどんどん使え!

アニメーション効果は“伝わりやすくするための強力な手段”としてどんどん活用すること。ただし、できるだけアニメーションであることを意識されないように。“意味”として相手に伝わらなければアニメーション効果は逆効果になる。

【アニメーションの役割】

1.プレゼンの流れをつくる
2.注目させる
3.強調する
4.順序・方向を表現する
5.リズムをつくる
6.“おもしろみ”をつくる


以上!