ジャストパーソナルサイズ! NECのLEDプロジェクターを使ってみた(1)
日々プレゼン用のパワーポイントスライドをつくり倒していると、
だんだんと興味がわいてくるんですよね、「プロジェクター」ってものに。
プロジェクターで投写した映像は、なぜあんなにも人を惹きつけるのか?
たまたまお借りすることになったNECのLEDプロジェクター「NP-L50WJD」で、
その秘密を探ってみました。
数回に分けてレポートします。
パーソナルプロジェクターの時代
いきなりですが、私、「プレゼンテイメント」という事業に携わっています。
プレゼンテイメントとは、“パワーポイントスライド”の制作サービス。
会社説明会や展示会、商品案内などで使用するプレゼンテーション用のパワーポイントスライドを日々つくり続けています。
そんな仕事柄、プロジェクターと接することもしばしば。
会社で使っているもの、展示会場で使われているもの、お客様の会議室に設置してあるもの、etcetc…
で、人間、何度も目にしているものは、
だんだん欲しくなってくるんですよね。
そう、欲しくなってきたのです、プロジェクターが。
でも、プロジェクターって、個人で所有するものなのでしょうか?
ビジネスの現場では、確かに活用する機会が増えていますが、
果たして個人的に持っていて、どんな使い途があるのか?
それに、プロジェクターって意外と高いんですよね。
……てことで、“プライベートプロジェクター”の用途をいろいろと考えてみた結果、
「逆に個人的に持っていたい!」
という結論に達しました。
大きな理由は2つ。こんな感じ。
1.ホームシアターを楽しめる
超でっかいスクリーンで映像が楽しめます。そこそこの大画面テレビよりも大きいですよ。
映画やライブ映像は、やっぱり大きな画面で観たいですよね。
“映像体験”のクオリティが変わります。特別な映像は特別な大画面で。
2.勉強会・セミナーに使える
セミナーや勉強会を気軽に開催できる時代になりました。
でも、会場は比較的安く借りられるのですが、プロジェクターを借りるのは結構高くつくんですよね。
自分のプロジェクターを持っていたら、断然安上がりです。
モバイルプロジェクターなら、“開催フットワーク”がずいぶん軽くなりますね。
他にも、ちょっとした集まりでプロジェクターが使えます。女子会とかご近所さんと家飲みとか。
とっても楽しそうだし、インパクトありますよね。話題も共有しやすいですし。
****************************************
てことで、前置きがちょー長くなりました。
たまたま手元にやってきた、個人所有にぴったりなサイズと機能のNECモバイルLEDプロジェクター。
これをパーソナルユースという観点でレポートしてみます。
スペックに関してはウェブサイトやパンフレットでご確認いただけるでしょうし、
他製品と比較できる材料も持ち合わせていないので、
僕はとにかく“使い勝手”に絞ってご紹介したいと思います。
今回は第一回目として、その“機動性”を中心に書いてみます。
“個人持ちプロジェクター”の本命
今回試したのは、NECの「NP-L50WJD」。いわゆる「モバイルプロジェクター」です。
サイズは「226×43×175mm(突起部含まず)」。B5サイズ程度です。
↓iPod touchと比べてみました

かなーりちっちゃいです。持ち運び、まったく問題ないです。
仕上げは「ピアノブラック」。ピアノのあれです。めっちゃ高級感あります。
(キレイすぎて指紋が目立ちやすいのが玉にキズw)

背面はこんなふう。

USBメモリやSDカードを本体に直接挿し込めるようになっています。
画像・動画・Microsoft Officeファイル・PDFなどが直接投写できるそうです。
同梱内容はこんな感じ。ケースとケーブル類、リモコン、取説等。
シンプル。すぐに使えそうな感じ。

いかにも「持ち運びラクラク!」という体の本体を見ていたら、
むくむくと欲しくなってきましたよ。
持ち運び用のバッグ。
てことで、慌てて買ってきました。

バックパックタイプのPCバッグ。
ヨドバシカメラ梅田で3,980円也。
これさえあれば、ノートPCとプロジェクターをどこにでも持ち出せてしまいます。
セミナーや勉強会の必需品!ですね。
早速、こんなものを入れてみました。

NECプロジェクターと15インチのMacBook Pro、ケーブル類、そしてミニ三脚。

15インチMacBook Proがぴったり収まるバックパック。
NECプロジェクター「NP-L50WJD」を入れてみると、なんと!

この向きにすっぽり入っちゃうんですよね~。びっくり。
まさに機動性バツグン!です。
ちなみに「機動性」とは、「状況に応じてすばやく活動できる能力」のこと。
その意味では、こんなプチ機能もまさに機動的!
↓

底面に「三脚」が付けられるんです。
プロジェクターの底には投写の高さを調整できる「足」(チルトフット)が付いていますが、あまり高くすると(急な角度にすると)画像が歪みやすくなります。三脚があれば、どんな場所でも高さ調整が自在になりますね。
ちなみにこのミニ三脚は、ヨドバシカメラ梅田で「780円」でした。

ノートPCごとバッグにすっぽり入ったり、三脚で高さを調整可能なのも、コンパクトサイズならではの特徴ですね。
さらにもう一つ、個人所有を後押ししてくれる特徴があります。
それは、光源に「LED」を採用することによって、
「20,000時間」というランプ寿命を実現したこと。
1日5時間、土日祝日も休みなく使い続けて、10年使えるわけです。
実質、“ランプ交換不要”ってことですね。
交換ランプって、3~5万円ほどするそうなので、これはたいへん助かります。
このNP-L50WJD、いまAmazonで買うと7万4,000円くらいなんですよね。
この価格に交換ランプ代(3~5万円)が含まれていると考えたら、とってもお得な気分になりますw
日本電気 LEDプロジェクター NP-L50WJD
しかもLEDだから、消費電力も大幅カット。環境にもやさしい一台です。
迫力の大画面
さーてさて。ハード面と機動性についてはこのあたりにして、
せっかくのプロジェクターですから、やはり知りたいですよね。
どんなふうに映るのか?
ってこと。
とりあえず第一回目の今回は、「試写」の映像で締めさせていただきます。
まず最初は、僕がパワーポイントでつくったスライドをPowerPoint2010で映像化したもの。
それをノートPCで再生してみました。
なんと、電源を入れてから約4秒で投写!
ビデオではわかりにくいのですが、めっちゃキレイに映っています。
ほんともう、映画館みたいです。
ちなみに、投影したのは市販の「ロールスクリーン」。
180cm×180cm。京橋のコーナンで買いました。3,980円也。

これをカーテンレールに取り付けました。

大きな白い壁がなくても、プロジェクターを大画面で投写できます!
続きましては、息子(小6)の運動会を上映。
こちらはワイドスクリーンで投写されました。
スクリーンの幅が180cmありますから、だいたい80インチくらいの大きさですね。
いやあ、やっぱりでかいと迫力ありますわ~。
***********************************
ということで、とりあえず今回は家で使ってみた様子をご紹介しました。
コンパクトなので、設置も片付けもらくらく。気軽にガンガン使えるプロジェクター。
まさにパーソナルプロジェクターの本命、って感じでした。
てことで、次回は、そう、パワポ部といえばパワーポイント!
NP-L50WJDとパワーポイントをつないでみます!
これは最強のプレゼンマシンになりそう……
(バックパックも大活躍の予定w)
だんだんと興味がわいてくるんですよね、「プロジェクター」ってものに。
プロジェクターで投写した映像は、なぜあんなにも人を惹きつけるのか?
たまたまお借りすることになったNECのLEDプロジェクター「NP-L50WJD」で、
その秘密を探ってみました。
数回に分けてレポートします。
パーソナルプロジェクターの時代
いきなりですが、私、「プレゼンテイメント」という事業に携わっています。
プレゼンテイメントとは、“パワーポイントスライド”の制作サービス。
会社説明会や展示会、商品案内などで使用するプレゼンテーション用のパワーポイントスライドを日々つくり続けています。
そんな仕事柄、プロジェクターと接することもしばしば。
会社で使っているもの、展示会場で使われているもの、お客様の会議室に設置してあるもの、etcetc…
で、人間、何度も目にしているものは、
だんだん欲しくなってくるんですよね。
そう、欲しくなってきたのです、プロジェクターが。
でも、プロジェクターって、個人で所有するものなのでしょうか?
ビジネスの現場では、確かに活用する機会が増えていますが、
果たして個人的に持っていて、どんな使い途があるのか?
それに、プロジェクターって意外と高いんですよね。
……てことで、“プライベートプロジェクター”の用途をいろいろと考えてみた結果、
「逆に個人的に持っていたい!」
という結論に達しました。
大きな理由は2つ。こんな感じ。
1.ホームシアターを楽しめる
超でっかいスクリーンで映像が楽しめます。そこそこの大画面テレビよりも大きいですよ。
映画やライブ映像は、やっぱり大きな画面で観たいですよね。
“映像体験”のクオリティが変わります。特別な映像は特別な大画面で。
2.勉強会・セミナーに使える
セミナーや勉強会を気軽に開催できる時代になりました。
でも、会場は比較的安く借りられるのですが、プロジェクターを借りるのは結構高くつくんですよね。
自分のプロジェクターを持っていたら、断然安上がりです。
モバイルプロジェクターなら、“開催フットワーク”がずいぶん軽くなりますね。
他にも、ちょっとした集まりでプロジェクターが使えます。女子会とかご近所さんと家飲みとか。
とっても楽しそうだし、インパクトありますよね。話題も共有しやすいですし。
****************************************
てことで、前置きがちょー長くなりました。
たまたま手元にやってきた、個人所有にぴったりなサイズと機能のNECモバイルLEDプロジェクター。
これをパーソナルユースという観点でレポートしてみます。
スペックに関してはウェブサイトやパンフレットでご確認いただけるでしょうし、
他製品と比較できる材料も持ち合わせていないので、
僕はとにかく“使い勝手”に絞ってご紹介したいと思います。
今回は第一回目として、その“機動性”を中心に書いてみます。
“個人持ちプロジェクター”の本命
今回試したのは、NECの「NP-L50WJD」。いわゆる「モバイルプロジェクター」です。
サイズは「226×43×175mm(突起部含まず)」。B5サイズ程度です。
↓iPod touchと比べてみました

かなーりちっちゃいです。持ち運び、まったく問題ないです。
仕上げは「ピアノブラック」。ピアノのあれです。めっちゃ高級感あります。
(キレイすぎて指紋が目立ちやすいのが玉にキズw)

背面はこんなふう。

USBメモリやSDカードを本体に直接挿し込めるようになっています。
画像・動画・Microsoft Officeファイル・PDFなどが直接投写できるそうです。
同梱内容はこんな感じ。ケースとケーブル類、リモコン、取説等。
シンプル。すぐに使えそうな感じ。

いかにも「持ち運びラクラク!」という体の本体を見ていたら、
むくむくと欲しくなってきましたよ。
持ち運び用のバッグ。
てことで、慌てて買ってきました。

バックパックタイプのPCバッグ。
ヨドバシカメラ梅田で3,980円也。
これさえあれば、ノートPCとプロジェクターをどこにでも持ち出せてしまいます。
セミナーや勉強会の必需品!ですね。
早速、こんなものを入れてみました。

NECプロジェクターと15インチのMacBook Pro、ケーブル類、そしてミニ三脚。

15インチMacBook Proがぴったり収まるバックパック。
NECプロジェクター「NP-L50WJD」を入れてみると、なんと!

この向きにすっぽり入っちゃうんですよね~。びっくり。
まさに機動性バツグン!です。
ちなみに「機動性」とは、「状況に応じてすばやく活動できる能力」のこと。
その意味では、こんなプチ機能もまさに機動的!
↓

底面に「三脚」が付けられるんです。
プロジェクターの底には投写の高さを調整できる「足」(チルトフット)が付いていますが、あまり高くすると(急な角度にすると)画像が歪みやすくなります。三脚があれば、どんな場所でも高さ調整が自在になりますね。
ちなみにこのミニ三脚は、ヨドバシカメラ梅田で「780円」でした。

ノートPCごとバッグにすっぽり入ったり、三脚で高さを調整可能なのも、コンパクトサイズならではの特徴ですね。
さらにもう一つ、個人所有を後押ししてくれる特徴があります。
それは、光源に「LED」を採用することによって、
「20,000時間」というランプ寿命を実現したこと。
1日5時間、土日祝日も休みなく使い続けて、10年使えるわけです。
実質、“ランプ交換不要”ってことですね。
交換ランプって、3~5万円ほどするそうなので、これはたいへん助かります。
このNP-L50WJD、いまAmazonで買うと7万4,000円くらいなんですよね。
この価格に交換ランプ代(3~5万円)が含まれていると考えたら、とってもお得な気分になりますw

しかもLEDだから、消費電力も大幅カット。環境にもやさしい一台です。
迫力の大画面
さーてさて。ハード面と機動性についてはこのあたりにして、
せっかくのプロジェクターですから、やはり知りたいですよね。
どんなふうに映るのか?
ってこと。
とりあえず第一回目の今回は、「試写」の映像で締めさせていただきます。
まず最初は、僕がパワーポイントでつくったスライドをPowerPoint2010で映像化したもの。
それをノートPCで再生してみました。
なんと、電源を入れてから約4秒で投写!
ビデオではわかりにくいのですが、めっちゃキレイに映っています。
ほんともう、映画館みたいです。
ちなみに、投影したのは市販の「ロールスクリーン」。
180cm×180cm。京橋のコーナンで買いました。3,980円也。

これをカーテンレールに取り付けました。

大きな白い壁がなくても、プロジェクターを大画面で投写できます!
続きましては、息子(小6)の運動会を上映。
こちらはワイドスクリーンで投写されました。
スクリーンの幅が180cmありますから、だいたい80インチくらいの大きさですね。
いやあ、やっぱりでかいと迫力ありますわ~。
***********************************
ということで、とりあえず今回は家で使ってみた様子をご紹介しました。
コンパクトなので、設置も片付けもらくらく。気軽にガンガン使えるプロジェクター。
まさにパーソナルプロジェクターの本命、って感じでした。
てことで、次回は、そう、パワポ部といえばパワーポイント!
NP-L50WJDとパワーポイントをつないでみます!
これは最強のプレゼンマシンになりそう……
(バックパックも大活躍の予定w)