【PowerPoint2007】 サウンドファイルを“埋め込む”方法 | パワポ部

【PowerPoint2007】 サウンドファイルを“埋め込む”方法

つい先日、知りました。


パワーポイントに音声(サウンドファイル)を“埋め込む”方法。


それまではずーっと、サウンドファイルを“リンク”させてたんですよね。


この“リンク”状態では、「pptx(もしくはppt)」ファイルと「サウンドファイル(wav、mp3など)」を「セットにしておく」必要がありました。


たとえば、pptxと同じフォルダに、リンクされたwavが入っている、とか。


しかし!


先日知った“埋め込む”という方法を使えば、pptx(ppt)ファイル単独でも「音が出る」のです。


これは便利かもしれない!


(ファイルの容量はそのぶん重くなりますけど)


てことで、PowerPoint2007でのサウンドファイルの埋め込み方を記しておきます。


ちなみに、PowerPoint2010は、こんなことしなくても埋め込まれます。


★注意★ PowerPoint2007で埋め込めるサウンドファイルの形式は「wav」のみです



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PowerPoint2007にサウンドファイルを埋め込む

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1)リンクの条件を変更する


パワポ部-埋め込み


PowerPoint2007を起動し、左上の[Officeボタン]をクリック。

[PowerPointのオプション]を選択します。


パワポ部-埋め込み


オプションメニューの[詳細設定]をクリック。


パワポ部-埋め込み


[保存]項目にある「指定するファイルサイズより大きいサウンドとリンクする」の欄に

[50000]と入力します。

※50000KB=50MBです。つまり、「50MB以上のサウンドはリンク、それ以外――すなわち50MB未満のサウンドはファイルに埋め込む、ということです。


2)サウンドを挿入する


パワポ部-埋め込み

リボンの[挿入]タブから[ファイルからサウンド]を選択。

「wav」形式のサウンドファイルを選び、スライドに挿入します。


3)埋め込みを確認する


パワポ部-埋め込み

挿入したサウンドファイルの[スピーカーアイコン]をクリック選択し、

リボンの[サウンドツール][オプション][サウンドオブジェクトの編集]をクリック。

[サウンドオプション]ダイアログの[情報]のところが、

ファイル:[プレゼンテーションに含まれる]

になっていたら、埋め込み成功です。

ちなみに、「サウンドファイルがリンクされた状態」の場合は、下図のような表示になります。

パワポ部-埋め込み


以上です。

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サウンドファイルの埋め込み。


ちょっと試してみたところ、容量がやや大きめのファイル(5MB程度)が埋め込まれなかったり、2回目の再生で音が出なかったり、と、少し不安定なところがあるようです。


ファイルは1つになって扱いやすいですけども。


PowerPoint2007をご利用のかたは、一度おためしあれ。