一見どこにでもある、地味な地域(兵庫県神戸市平野)にこだわっています。

過去の私は「なかなか撮影できない希少な被写体」を知らないうちに選んでいました。

それは、夜働く漁師さんだったり、鉄工所で働く人であったりです。

その「希少性」に依存している事実に気づいた時、自分が未熟なのに特別なことをしている気になりはしなかっただろうか、と反省し、この地にたどり着きました。

見た目は華やかでも、特別でもありません。木々が多いため写真編集もそれほどできません。

でも、こうゆう作品を究めていくことによって、何か大切なことが掴めると信じています。

この作品は3度チャレンジして、ようやく納得したものです。

チャレンジを繰り返すことによって、様になる作品もあります。

チャレンジを繰り返すことによって、新鮮さがなくなる作品もあります。

写真って、面白い!