睡眠と記憶は密接な関係があります。



学生時代、テスト前日に夜中まで勉強に追われたことはありませんか?
とにかく必死になって覚えようとするのですが、徹夜した結果、大して点数は上がらず・・・というオチ。(笑)



実は、人は寝ている間に脳内で記憶を定着させ、整理する働きをしているのです。



睡眠には、ノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い睡眠)がありますが、勉強したことを脳に定着させるにはこの両方の睡眠が必要です。
また、レム睡眠時には、勉強したことを他の記憶と結びつけたり、整理する働きがあります。



睡眠中は、ノンレム睡眠とレム睡眠を5回前後繰り返すのですが、入眠してすぐに一番深いノンレム睡眠がやってきて、サイクルが進むにつれて、レム睡眠が多くなります。



つまり、前日に勉強したことを翌日のテストで結果を出すには、きちんと睡眠時間を確保することが必要です。



「昨日遅くまで勉強したから3時間しか寝てないよー」と言う人は、睡眠時間中に短いレム睡眠が2回ほどしかないということで、勉強した記憶の整理がよくできておらず、答えを書く時に、あれ何だったかなー?と思い出すのが難しくなったりします。



テストで結果を出したいなら、8時間前後のまとまった睡眠を取ることが重要です!