たこ焼き
チームで開発をやるようになると、相互理解が重要になる。
相手の伝えようとしていることをいかに同じように理解できるか、ということ。
先日は後輩とガチで開発について話しあった。
開発は抽象的な概念が非常に大事なので、会話のくせして高次元になる。
会話のくせして、相手の言っていることをリピートしないと理解できないレベルになる。
正直これはかなり難しい。想像するよりはるかに難しい。
あることに関して共通理解がある前提で話していたのにどうもかみ合わないと思ったら、
実は全然違う理解の仕方をしている、ってことがざらなのだ。
けど、高次元の概念について共通理解が得られたと分かったときには
セロトニンでまくりんぐーーーーーーーー!
ここで重要なのが、概念には名前をつけようってこと。

たとえば上記の「山田・福富分類」。ポリープの形状についての分類だ。
これは実は臨床的には意味ないらしいけど、
このように名前があって、「Ⅱ型です!」と言ってしまえば意思の疎通がとれるわけよ。
じゃなきゃ、たとえば「たこ焼き様」とかいう表現になって、
誤解が生まれるよね。
僕はたこ焼き様と言われるとをⅢ型っぽいのを想像するんだが、
Ⅱ型と思う人もいるよね、あの出来上がる直前のたこ焼き。
ちなみに、出来上がる直前のたこ焼きもⅡ型をしていないじゃないか?と思った人もいると思う。
むしろ深さ的にⅠ型なんじゃねーか。とかね。
あとはたこ焼きを知らない外国人がテキトーに翻訳して、タコと勘違いして
「おー、オクトパスはⅣ型ねーーー」
て感じになる。
やったー!たこ焼きで全型をこんぷりーとしたぜーーーーーーーーーーーー。
・・・とこのように、たこ焼きの守備範囲は広い。
いや、だからそうこれは例であって、すべての概念の守備範囲は意外と広いんだよ。