4月5日(金)。平日ですが、仕事が休みでした。天気も良く、「青春18きっぷ」が2回分残っていましたので、関西では、桜が満開の所も有りましたので、花見に出掛けて来ました。
大阪から40分程で行ける、奈良県大和郡山市に有る、桜の名所、大和郡山城へ、今回は行って来ました。
郡山城は筒井順慶の築城(1580年)に始まる大和でもっとも大規模な城郭で、近世期には、豊臣家、水野家、松平家、本多家、柳澤家の居城となりました。
城郭は徐々に整備されましたが、早くも豊臣秀長の時代にほぼ完成し、益田長盛の外堀普請によって城郭の規模が定まったとされています。すなわち、郡山城は内堀、中堀、外堀という三重の堀に囲まれた惣堀の構えを持つものであり、この中に城郭の中心部や武家地、城下町が配置されました。
城は、明治に入って、廃城令によって解体され、城跡だけと成りましたが、昭和55年頃から、追手門や追手向櫓など、一部が復元され、桜が約3,000本、日本桜100選にも選ばれている、桜の名所でも有ります。
月見櫓と追手門
天守台 平成25年から29年にかけて、調査、整備事業が行われ、豊臣秀長時代、あるいは、増田長盛時代には、天守が確実に存在し、後に、二条城、更に淀城へ移築された事が、事実と確定されました。平成29年3月26日から、展望台施設が公開されました。
郡山城は、2016年4月以来、2度目の訪問でした。前回は、天守台は整備調査中でしたので、展望台には登る事が出来ませんでした。
追手東隅櫓は、近鉄橿原線の線路沿いに有り、線路横から望む事が出来ます。
京都発、賢島行きの、近鉄特急「しまかぜ」が、10時40分頃に通過。郡山城をバックに撮影出来ました。
前回、訪問した時は、「しまかぜ」を撮る予定でしたが、何と、その日に限って、車両点検の為、運休でした。今回、3年振りに撮る事が出来ました。