喘息の発作だった。
大きく産まれて、すくすく成長した息子は体力のある健康優良児だとどこかで過信していた。
朝から呼吸に「ぜいぜい」という大きな音が入り苦しそう。
当番医を調べて受診。そこから紹介状が出て、病院へ。入院とのこと。
レントゲン撮るのに「お母さんは出ていてください。」
点滴の針を刺すのに「お母さんは別室でお待ちください。」
泣き叫ぶ息子の声を聞くのは耐え難かった。
付き添わせてもらいたかった。
どんなに心細かったことか。
どんなに怖かったことか。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
熱もなくて元気だったのに。
息子は体力があるから大丈夫。
きっと入院なんてしない。
そう過信していた。
包帯でぐるぐる巻きになった手が可哀想だ。
本人も自由に動かなくなった右手を振り回す。
点滴に繋がってベット上ですら自由に動き回れない。
パルスオキシメーターと酸素の管も繋がり、もう耐え難い不自由さだ。
とにかくいじれる。
普段、昼間は保育園の為おっぱいを飲むことはないけれど、もう「ぱいぱい」「ぱいぱい」とおっぱいをくわえっぱなし。
出産後の乳首の痛みを思い出す。
おっぱいくわえて落ち着くならいくらでも吸わせてあげよう。
頑張ろうね。
頑張ろう。