ビットコインには価値の裏付けが無いとか
データに過ぎないから消えるとか
いう人もいます。
一方で、発行数が限られているからデジタルゴールドといっている人もいます。
価値の保存ということですね。
では手元に置いてある日本円の紙幣は価値の裏付けがあるのでしょうか。
国が保証している？ いえ、国は保証していないですね。
日本銀行券ですから。
しかも貨幣を無尽蔵に刷りまくったから、価値が目減りしているなんて言うことは誰もがとっくに気付いています。
貨幣価値が失われて、モノの値段が上がる
貯金している現金は価値が目減りする
価値を保存したければ、通貨ではないものに交換しておく方が良い
ここまでは誰でもイメージできます。
では何に置き換えておくのかです。
大きな価値の移転が起きます。
旧来の貨幣から、違うものに貨幣の代替となるものに移行します。
扱いやすいもので、数が限られているもの。
勝手に乱発できないもの。
そういったもののなかの１つの選択肢として比較的新しい暗号資産が注目されているといった所かと思います。
物々交換は不便だから、その価値交換の仕組みとしてあったのが貨幣だとすれば、
ビットコイン同士で交換すれば十分に貨幣の代わりになります。
ビットコインが値上がった、と見えるのは貨幣価値が下がっただけとも取れます。
であれば、暗号資産同士でモノやサービスを交換する、暗号資産経済圏で生きれば問題はなく、
物価上昇に影響を受けずに生きていけます。
しかも、ここでいう物価上昇は本当に物の価値が上がっているのではなく、
貨幣価値が下がっているだけですから、物価上昇と呼んでいいかも怪しいわけです。
ビットコインは、送金スピードが遅いだとか電力をたくさん消費するからとか
デメリットは多数あります。
それはデジタルゴールドとして保管しておいて、決済・流通時はXRP,XLM,XDCに交換して送ればいいだけです。
これらXRP,XLM,XDCはISO20022に準拠した決済プラットフォームであり、
ITインフラと言った方が実態に即していると思います。
一過性の流行ではなく、すでに国際決済に使えるようになっているので、
このあたり勘違いしてしまうと時代に取り残されかねません。
俺は騙されないぞ、というのもいいのですが、よく調べて儲かるか儲からないかではなく、
次世代のインフラの一部を土地の様に買っておこうというイメージでよいのではないかと思います。