ガンの告知と病院の選択 | パワフルママが完治する日まで

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36歳で大腸がん(S状結腸)になりました。
がんを克服するまでの治療の記録やメンタルな部分について綴っていこうと思います。

内視鏡検査で「進行がん」と言われてからの一週間、泣いてばかりいた。
でも一方でネットや知人の医師等から必死で情報を集めた。

自分のステージ、見当もつかない。
腹腔鏡手術って言ってたから、ステージ0やⅠの可能性はなさそうだ。

とにかく最初の手術が肝心らしいということがわかった。

N医大はどうなんだろう?

否定的な意見はなかったが、もっと良い選択肢がありそうだ。

色々調べた結果、都立駒込病院とがん研有明病院が候補に残った。

知人の医師は、
「どちらを選択しても間違いない。」
と言ってくれた。

7/17、N医大へ病理検査の結果を夫と一緒に聞きにいった。

「ステージはどのくらいでしょう?リンパ節や遠隔転移の可能性はありそうでしょうか?」

何を聞いても

「PET検査を受けてもらわないと何ともいえません。」
という回答。

マニュアル通りなのでしょう。

都立駒込病院とがん研有明病院、二通のセカンドオピニオン用の紹介状をもらって帰った。


翌日、夫と一緒に都立駒込病院へ。

駒込は自宅から近いので、小さな子どもを持つ私はこっちに傾いていた。

医師も好感のもてる先生だった。

「ステージはⅡかⅢaでしょう」と言われた。

最悪なケースも想定していたので、大きなショックはなかった。

むしろある程度の状態がわかって、気持ち的に落ち着いた。

手術の日程が9月になる(1ヶ月半待ち)というのだけが気になった。

「1ヶ月とかそういう単位で進行することはない」

という医師の説明は十分理解できたが、自分のメンタル的な問題で、そこまで待てる自信がなかった。

とりあえず先生の指示したすぐにできる術前検査を受けて帰った。


翌週、がん研有明病院に行った。この日も夫が同席してくれた。

主治医になるA先生の初診

「ステージはⅡかⅢでしょう。遠隔転移はないとは言い切れませんが、経験上ないと思いますがね。」

駒込と同じ見解。

A先生もとても誠実そうで好感がもてた。

「手術は一番早いところで8/18」

先生と話した感じとスピード感、迷いはなくなった。

駒込の時と同じように、すぐにできる術前検査を受けた。

心電図検査をしてくれた看護師?さんが

「ここは大腸では全国一だと思います。安心してくださいね!」

と言ってくれた。

スタッフが誇りを持っている病院、間違いないな!と確信した。

翌日、都立駒込病院に電話でキャンセルをした。