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放射線治療した病院で複数の小さな肺転移が見つかった検査の1週間後、乳腺外科で治療をしている病院に行きました。この日は病院での診察、治療の後、夕方広島に出張の予定になっていました。
放射線治療した病院からの診療情報提供書を見て、医師から化学療法を変えることを考えましょうと言われました。このことは予想していたのですが、ハーセプチン+パージェタ+ドセタキセル(タキサン系)を第一選択肢として提案されました。パージェタはハーセプチンと同様分子標的薬なので、副作用は少ないのですが、ドセタキセルはアブラキサンと同じく抗がん剤なので様々な副作用があります。すぐに決めなくて良いので、副作用等の説明を看護師さんから聞いてから決めてくださいと言われました。次の診察の予約だけをしました。
その後看護師さんから副作用についての説明を聞きました。ドセタキセルはアブラキサンと似た副作用があることも聞きました。
この日は、ハーセプチンだけの治療では効果がないからと言われ、治療はせず、病院から帰宅してすぐに、家を出て出張先に向かいました。
出張中は仕事や旅先でのことで、病気のことはあまり考えませんでした。
でも、夜、暇な時間にドセタキセルで治療された方のブログを探して、この薬で治療しながら仕事ができるのかどうか、色々と調べました。副作用はそれなりにありそうですが、仕事ができないということも無さそうだなと思いました。
夫に状況は話しました。「治療がなかなか順調に行かない。」と嘆いたら、夫からは「だからガンは難病と言われるんでしょ。」と冷静な反応が返ってきました。夫もできることはしてくれていますし、これまでも私が寝込んだりはしていないので、私ほどには不安はないのかも知れません。
翌週にもう一度病院に行き、治療について医師と相談しました。私からは腫瘍マーカーの上昇はハーセプチン+アブラキサンの治療をやめて、ハーセプチンのみにしてから起こったので再度ハーセプチン+アブラキサンの治療をするということは考えられないか聞いてみました。医師は、できなくはないが、それで良くならない間に体(肝臓)の状態が悪くなったりすると、新しい治療ができなくなるかも知れない。できれば状態がよいときに新しい治療に取り組む方が効果を得やすいのでハーセプチン+パージェタ+ドセタキセルの治療を勧めると言われました。
実は11月末に海外出張の予定があり、治療開始はそのあとにしたいというと、それは了解してもらえました。
実際は諸事情により、12月中旬から治療を開始することになり、その時には入院して、針刺し用に静脈にポートを入れる手術もすることになりました。