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11月には3か月ぶりに放射線治療した病院での造影剤CTと血液検査がありました。

 

このところ検査のたびに腫瘍マーカーの値が少しずつ上昇しているので、何か良くないことがあるのではないかと思うと気が重かったです。

9:30の予約で9:20に病院到着。

血液検査の針刺しが大変なので、腕を温めるため病院入口で暖かい缶コーヒーを買い、腕を温める。採血は当たった技師さんがむずかしそうと判断し、主任技師さんに代わるが、手の甲から一回で採血でき、まずはこのポイントを無事クリアー。

次は造影剤CT検査。ここでも、私は針刺しが難しいとの記録が残っていますとのことだが、手首の傍に針を刺し1回でOK

これらを無事終了し、放射線科へ診察に行く。

血液検査の結果等が出ないと診察がされないので、しばらく待ちました。

名前を呼ばれて診察室には入った時の医師の表情から「何かある」と感じました。

先生の説明では、4月に放射線治療した肝臓は特に問題ないし、新しい病巣も見当たらないとのことでした。しかし肺に小さい病巣が複数見られる。また、CEAも上昇(13.0)しており、肺の病巣が腫瘍マーカー上昇の原因と思われるとのことでした。

病巣が複数点在しており、放射線治療は適用にならないので、乳腺外科で化学療法をすることを勧められました。今後も必要であればケアをする気持ちはあるが、現状は放射線治療の対象ではないので、乳腺外科で今後の治療を相談する方がよいでしょうと言われました。

これまでどんな化学療法をしたか聞かれ、ハーセプチンとアブラキサンをしたことを話すが、タキソール系はやっていないならやる価値があると言われました。診療情報提供書をもらい、ここでの次の予約はしませんでした。

治療を変えなければいけないことは、新しい薬がどんな副作用をもたらすか見当もつかず、気持ちの上では結構しんどいです。

ただ、昨年12月からの腫瘍マーカーの上昇の原因が明らかになったことは少しすっきりした面もありました。マーカーが上がり始めてから画像でわかるには時間がかかるのだなと思いました。

最初に転移が見つかった時は、3か月の間に一気に腫瘍マーカーの値が上昇したのですが、今回の上昇のスピードは遅く、そういう意味では、決して増殖速度が速いというわけではないのかなとも思いました。