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2017年は肺の転移、肝転移をハーセプチン+アブラキサンでの治療継続で始まりましたが、肺転移には効果が薄く、新たな治療として5月に肺の体幹部定位放射線治療を行いました。
この治療は慌ただしい中、無事終了し、お蔭で肺転移が消えほっとしていたのですが、終盤になって、腫瘍マーカーが上昇という結果になってしまいました。
しかし、画像診断からは原因はわからないままでした。そのため、化学療法は当面同じハーセプチンのみでの治療を続けることになりました。
しかし、自分としては気になったので、中医の先生に相談して、中医薬の処方を少し変えてもらうことにしました。
2017年の1年間、山あり谷ありでその時、その時で、より良い道を選ぶという姿勢には変わりはないけれど、病状の方は一進一退でした。
その都度、医師、看護師、薬剤師その他医療関係の方々にお世話になり続け一年が過ぎました。
病気はそういう状態でしたが、仕事も生活も問題なく、体力があるうちに楽しみたいという気持ちで、この年は仕事の出張、プライベートも含め旅行には沢山行きました。どの旅にもそれぞれに感動があり、そういう意味では後悔は全くないです。
また、中学、高校、大学などの友人たちと会う機会もあり、楽しかったです。
転移ガンでの闘病というと末期という印象をもたれることも多いので、友人には病気のことは話しません。家族以外にはほとんど病状を話していないのですが、実際の生活は十分に元気でむしろ悔いなく楽しんだ1年だったと思います。