つたないブログですが、ご訪問いただきありがとうございます。

 

検査の結果、治療効果は出ているという判断になり、2017年に入ってもハーセプチン+アブラキサン治療を継続しました。

最初に乳がんの告知をされてから、4年以上の歳月がたっていました。

最近では3年生存率というのが、報道されていますが、私は余命宣告されたことはないので、まあ当分は生きていられるのだろうとは思っていました。

でも、転移がある中いつまで生きていられるのか、というのはわからない。

3週に1回、化学療法に通っていると、同じ曜日、同じ周期で治療をしている患者さんはよく顔を見かけます。挨拶程度はしますが、親しくお話することはないので、その方の病状などはわかりませんが、待合室での様子などから比較的お元気に見える方と、そうでもない方がなど、微妙に感じることがあります。長く通っていると、この間までお元気そうだった方が急に車いすになられていたり、お見掛けしなくなったりすることがあります。

お元気そうな方をお見掛けしなくなるのは、よくなられたのかしらと思えるのですが、お元気そうだった方が、少し体調がよくない様子を拝見すると、自分もいつまで今の状態でいられるかわからないという気持ちになることはあります。

そういう中で、今元気なら、今のうちに体力がいる楽しみはしておきたいと思います。

たまたま、航空会社のマイレージが貯まって期限が近付いているという連絡がきて、急に2月の初めに一人で旅行しました。

どこに行こうかと思ったのですが、暖かいところに行きたくて、沖縄の西表島に行くことにしました。西表島には学生時代に一度行ったことがあるのですが、まだほとんど観光地化されていなかった頃でした。

実際に行ってみたら、学生時代は隔世の感がありました。

私はツアーではなく、自分でスケジュールを決め、飛行機もホテルもすべて自分で予約して旅行するので気ままです。トラブルもありますがそれも含めて楽しく気持ちがリフレッシュできるのはとてもよいことです。

この旅行はとても楽しかったのですが、今は旅行ブログを書くだけの余力がないので、もし、いつか余裕ができたら、旅のことも書くかも知れません。

飛行機に乗る旅には、セキュリティーチェックがあります。私は抗がん剤治療中ウィッグを使用して、飛行機に乗っていました。ウィッグには金属製の留め金がついているので、空港のセキュリティーチェックで大丈夫かと心配される方がいらっしゃるのですが、全く問題ないです。留め具は刃物ではないし、そんなに大きいものではないので、反応はしないようです。

仕事もし適当に楽しむようにしながら次の検査まで、淡々と治療を受けていました。

体調には大きな変化はありませんでした。