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 退院から約1カ月後、病院での診察がありました。

 退院後の体調などを聞かれましたが、特に問題となることはなかったので、そういう報告をしました。医師からは、手術についての説明としては問題なく終わったということだけで、それ以上の説明はありませんでした。

 今後のフォローはご自分で開業されているクリニックでするとのことを言われました。

 

乳がんの方のブログを見ていると、手術後に病理の結果がわかるとその説明を聞かれている方が多いように感じますが、私はそういう説明はされませんでした。また、病期の説明もされませんでした。

リンパ節に転移していることやHER2陽性であることは手術前に知っていたので、説明の必要はないと判断されたのかも知れません。ただ、リンパ節転移があったので、化学療法を進められましたが、すぐには踏み切れないでいました。

 

この医師は患者が聞くとつらいような事を患者に言わない傾向にある、ということを当時は気づいていなかったのですが、そういう配慮で詳しい病理の結果を言われなかったのかどうかはわかりませんが、もし、それを聞いていたら、もう少し真剣に化学療法のことを考え始めたかも知れません。当時はまだ、化学療法に対する怖さのほうが大きかったのです。

 この後に血液検査で腫瘍マーカーを検査しました。

 術前の検査ではCEA 16.1,TPA 174.2と高値でしたが、この時の検査ではCEA 4.9,TPA 52.4と正常値でした。手術のお陰で腫瘍マーカーが正常値になっていたこともあり、強く化学療法を勧められたりはしませんでした。