つたないブログですがご訪問いただきありがとうございます。

 

2013年4月には大学病院から家に近いクリニックに転院することになりました。

 でもすぐに治療には踏み出せませんでした。

 理由は私自身の問題によるものです。

 

 当時は私の仕事上のこと、家族のこと、私の心の問題など様々なことに課題や問題があり、それらに解決の糸口が見いだせなくて踏み切れなかったのです。

 

病気と直接関係ないことなので、医師にもそういう話はしませんでしたが。

 転院したのに、すぐには治療をしたくない、と言ったら、前と同じように困った患者だという顔をされ、ある程度定期的に来るように言われるかと思ったら、そんなことはなく、手術する気になったらいらっしゃい、と言われました。

 

 手術への決断ができるようになるまでの間の出来事の多くはあえて書きません。

ただ、後から考えるともっと情報があったら、違った取組もしたかもしれないと思います。 

 これまで身近で病気で入院した人は、退院してもすぐに普通の生活に戻り仕事をするような感じではなかったので、この病気もそうなのだろうと思っていました。実際、手術後しばらくは自宅療養されている方が多いと思います。

 

 ただ、乳がんという病気は、胃、大腸などの消化器、肺、心臓などと違い、手術で傷がついても”生きる”ことそのものへの影響は比較的小さいし、病期によって治療法も様々です。また、同じステージ、同じような治療をしたら予後も同じということはなく、人それぞれだと今は実感しています。

医師は、人それぞれということが判っているので、手術後どうなるか聞いても、あまりはっきりしたことは言われないのでしょうか。

 また、抗がん剤治療についても、あまりいい話を聞いたことがなく、良くない印象しかありませんでした。

 

 私自身の治療体験はこの後で書くことになりますが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。