最初の乳がん検診から2年後、再び自治体補助の乳がん検診のお知らせが来ました。
前回と同じ場所で、少し、仕事に暇がある8月に検診を受けることにしました。
前回同様、マンモグラフィーと触診がありました。私自身も初めての体験ではなく、どのような検診かわかっていたので、最初の時ほど緊張せずに検査を受けることができました。
触診でもしこりがあるとは言われませんでした。最初と違ったのは、全額補助になっていて、お金を払う必要がなくちょっと得した気分になりました。自分としては2010年と比べて体調に大きな変化があったわけではないので、病気になっているなどという考えは全く持っていませんでした。
約1か月後に検診の結果が郵送されてきました。
そこには、小石灰化が見られ、急がなくてもよいが精密検査を受けることをお勧めしますと書かれていました。その当時、私は乳がんという病気に何の知識もなく、小石灰化が何を意味しているのかも十分には理解できませんでしたが、ともかく精密検査を受けなければいけないということはわかりました。
しかし、どこに行ったら精密検査が受けられるのかもよくわかりません。私の周囲には乳がん経験者が全くおらず、誰かに聞くこともできませんでした。また、精密検査とはどんな検査なのかもわかりませんでした。ともかくマンモグラフィー以外の検査が必要らしいということで、検診結果に同封された医療機関のリストの中で、東京都立(私は東京都在住)のクリニックがあったので、そこに電話をして検査の予約を取りました。