数年前、Netflixで日本人の近藤まりえさんによる「片づけメソッド」がアメリカでも大きな話題になったことがありました。
彼女が訪問した家庭の部屋が、みるみるとすっきりとした空間に生まれ変わっていく様子は、まるで自分の部屋まで片づいたかのような錯覚に陥り、爽快そのもの。

ところが、いざ自分で実践してみると脳が大パニック。
特に14年前に日本から送った荷物の中には、未開封の箱がまだゴロゴロしていて、アルバムや写真、VHSテープなどの膨大な思い出の品を前に呆然。
ある日「古い手紙・ハガキ」と書かれた箱を、確認もせずに思い切って処分してしまったのですが、数日後にふと、夫と出会った頃に日本とアメリカでやり取りしていた手紙がそこに入っていたかもしれないと気づき、大後悔。その事はいまだに夫には言えず、胸の内にしまったままです😰

そんな中、ストーリッジの一角を大きく占めていた段ボール箱から、着物や浴衣、そして夫のビジネススーツを発掘。思い切ってアメリカ版メルカリに出品してみると、着物と浴衣はなんと2日で8枚すべて完売!
「夫の名入り」「20年前のオーダーメイド」スーツは、袖の長さやズボンの寸法が合う人など稀であろうと、恐る恐る200ドルでリストしたところ、すぐに興味を持ってくれる人が現れ、20パーセントOFFのオッファーが。160ドルであっという間に注文が完了。
得意げに夫に報告すると、喜ぶどころか苦笑い。
「それね、イタリア製のオーダーメイドで、」どうのこうの、、、の一言。

彼がかつてのラブレターまで処分されていたと知ったら、立ち直れないだろうし、しばらくは、この秘密を胸にしまっておこうと思っています。