私は今、アメリカで日本の年金を受け取っています。

支給日は日本と同じく偶数月の15日。
きちんとその日に、アメリカの銀行口座へ振り込まれます。
今月は15日が日曜日なので、2日早い13日の金曜日に振り込まれていました。


海外に住んでいても、日本の公的年金は
日本年金機構 を通して支給されます。
仕組みは日本と同じで、1階部分の国民年金(老齢基礎年金)と、2階部分の厚生年金という2階建て構造。
長年保険料を納めてきた結果として受け取る大切なお金だけれど、正直に言えば、その額は決して多くありません。
もともと雀の涙ほどの金額です。

年金は円建ての年金が、支給日時点の為替レートで米ドルへ転換されます。
適用レートの詳細は不明ですが、円安の影響をダイレクトに受けてしまいます。

最近の円安ニュースでは「円安」と聞き慣れた言葉ですが、ドルで受け取る私にとっては、数字がさらに小さくなる現実です。
そして追い打ちをかけるのが手数料。
厚生年金に15ドル。
国民年金に15ドル。
合計30ドルが毎回差し引かれます。
もともと多くない年金から、為替差と手数料が引かれた後の金額を見ると、思わずため息が出ます。
年に2回の企業年金も円安と手数料のダブルパンチで、かなり目減りしていて泣けてきます。

海外で年金を受け取れること自体はありがたいことですが、日本国内で受け取るのとはまったく違う現実があることを、今まさに実感しています。