本日ソニーが電子書籍の合弁会社設立を発表しました
。
http://mainichi.jp/life/today/news/20100527mog00m300025000c.html
アメリカのキンドルをうらやましく思っていたので、
おおおっ
!と最初興奮したのですが、よくよく考えるとどうでしょうか。
ソニーが組む相手は以下の通りです。
・KDDI
・凸版印刷
・朝日新聞
組む企業名だけで判断するべきではないですが、
上記の会社からは「新しいビジネスモデル」のにおいがしてきません。
KDDIは別ですが、凸版も朝日も現行の紙の出版ビジネスの既得権益者です。
凸版は紙の印刷を行っているので、紙の本がなくなると大変です。
朝日も紙がなくなって電子化すると今のように高い単価で販売できないかも。
現にUSでは朝日の英語版が5.9$/月で販売されています。
おそらく凸版、朝日は既得権益を保持した形での電子書籍の流通を期待しているでしょう。
ただ、これが本当に消費者にとって良いことではないでしょう。
つまり、既得権益者の都合によってゆがめられたサービスになってしまう危険があります。
たとえば不当な価格設定(紙の本と同じ)だったり、一回読んだら消えてしまうとか。
ituneが成功したのはあくまでも、音楽業界の既得権益とまったく関係ないappleが
一曲100円という破格の値段を提示できたからです。
この合弁会社にituneのような画期的な商売が期待できるでしょうか
?
本来なら既得権益と関係のないソニー単体でやるべきではないのでしょうか。
ソニーが合弁会社を志向したことは、自らのビジネスモデルに革新性が無い
と認めたことになります。
革新性があり、優位性のあるビジネスなら誰だって独り占めしますからね
。
日本の大企業の中ではソニーは斬新なイメージがまだ残っています。
業界をひっくり返すような商売のモデルをソニーには作ってほしいです。