ご主人様ったら、オイラをほっぽって、3日もどこかに行っちゃってたんだワン。


その間、いつも注射を打ちに連れて行かれる所に預けられてたんだワン。

前にも1日預けれたことがあったんで、あー、預けられるのね、と思って、最初は騒ぎはしなかったんだけど、次の日になってもご主人様は迎えに来ないワン。


オイラ、内心気が気じゃなかったワン。

その夜は、もうオイラ捨てられちゃったのね、と思って、半狂乱になったワン。

壁を引っかいて、吠えまくって、オイラに注射を打つ人を困らせまくったワン。

もしかしたら、あの人に毒を注射されたかも知れないと思うと、今考えるとヒヤヒヤだワン。


とにかくオイラは捨てられた悲しみに打ちひしがれて、自暴自棄になっていたワン。

暴れ疲れて眠ったら、ご主人様との楽しかった日々の夢を見たワン。

つーばーさー、とご主人様が呼んで、オイラが、はいっご主人様ーワンワン、と言いながら野っ原を駆け回る夢だワン。


だけど、次の日に目が覚めると、現実に引き戻されたワン。

捨てられたかわいそうなオイラ。

その日は昨日とは打って変わって、夕方まで放心状態だったワン。


夕方、オイラに注射を打つ人が、オイラを連れに来たワン。

付いて行くと、そこにご主人様の姿があるじゃありませんかワン。

オイラしばらくボーゼンとしていたワン。

ご主人様の車に乗せられた時も、ボーッとしていたワン。

家に帰った時も、ボーッとしていたワン。


我に返ったのは、家に帰ってしばらく経ってからだワン。

ご主人様よー、オイラてっきり捨てられちゃったと思ったワン。

うらめしいー(上の写真)。