「また、立つ時はいつも首と顎をカバーするように立つということを私は強調する。
これは蹴りを出す時も同じです。これを忘れないで下さい。
また支部長たちは型の練習をしていた。
こういう動きだよ、とお互いに教えながら練習するのはいい。
しかし、空手の生命は、特に型の場合はなんと言っても
力の強弱、技の緩急、息の調節が大切です。
だから、どこに力を入れて、どこで息をして、
どういうふうに突きあるいは蹴るか、どう跳ぶか・・・。
これをきっちりとやらなければいけないが、
これは道場できちんとやらなければいけない・・・。」