12月3日に、山梨や和歌山で大きな地震がありましたが、
その前日の12月2日午後、畑で仕事をしていたら、なにやら奇妙な鳴き声がします…
「ん…???」
「鳥!??」
「なんの鳥…??」
大きな鳴き声でしばらく騒いでいて、その鳴き声が異常を感じさせるものだったので
気になって仕事になりません〜
「どうしたんだろう?」
「何かあったのかな〜??」
すると、オス♂のキジが私の近くを飛んでいきました…
「おぉ〜〜〜」
「キジだー!!」
「キジってこんなに飛べるの〜
飛んでるところ 初めて見たわ〜」
キジをこんなに間近で見ることもなかなかありません
キジは年に1、2度見かけることはありますが、こういう鳴き声は初めて聞きました〜
そして次の日、
山梨、和歌山で地震があったわけですが、
この時は、キジが地震を予知する鳥であることを知らなかったのですが、後日知って、もしかしたら畑で見たキジは、わずかな揺れを感じとっていたのかも?と思ったのです。
地震から3日後の12月6日に、うちの近くのお寺まで散歩に行った時のこと、お寺のすぐ下の坂道を登っていたら、
私の目先にある道路脇のツツジの陰から、
突然、鳥がバタバタッと飛んで行きました。
「あれ〜〜!?」
「またキジ♂だー」
するとまた、バタバタッともう一羽。
今度はメスがオスを追って飛び立ちました
年に2回ほどしか見かけない鳥を、
至近距離で短期間に2回も見たので…
何か意味があるのかな〜と興味が湧いて調べてみました。
我が家に「神社のどうぶつ図鑑」という本があったので、キジが載ってるかしら〜?と思いながら探してみると、ありました〜
キジは地震を予知する鳥だそうで、
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神の言葉を告げ、幸運をもたらすキジ
美しい色彩と独特の鳴き声を持つキジは、古くから霊鳥として崇められてきた。
日本神話でも、「雉名鳴女」(きぎしななきめ)
が地上の天若日子(あめわかひこ)のもとへ派遣され、神の言葉を伝えるという役目を担っている。650年には白いキジが捕らえられたことを瑞兆とし、元号が大化から白雉(はくち)へと改元された。また、686年には赤いキジが献上され、元号が朱鳥(しゅちょう)へと改元されている。古来、日本人がキジを特別な霊力を持つ鳥として扱ってきた様子がうかがえよう。
一方、キジは地震の前後に泣き騒ぐことから、ナマズとともに地震を予知する動物としても信仰された。
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「神社のどうぶつ図鑑」 茂木貞純監修より引用
私が見たキジは地震を予知して騒いでいたのかはわかりませんが、
これをきっかけにキジのことを知れて、とても勉強になりました〜
私は鳥が大好きなので、散歩の時はいつもキョロキョロ探してしまいます
小鳥はかわいいし、タカなどはカッコいい
気分が上がります
神社のどうぶつ図鑑は、神社仏閣や歴史が好きな方にはとても面白いと思いますよ