先日、断捨離をしていて、
潰瘍性大腸炎関連の資料を整理しようとしたら、小さなメモ帳がポロリと床に落ちました。
「あれ?なんだろう?これ…」
このメモ帳に全く覚えがなく、
開いてみると、
病気の症状がある頃の私の言葉、生の声が綴ってありました。
今の私には書けない言葉、文章です。
過去の日記等はすべて処分してしまっていたので、当時の私の言葉が残っているとは…
でも、このタイミングで出てきたということは、何か意味があるかなと思い、ブログに書くことにしました。
よかったら、見てください
私は生きるために食べる。
よく噛んで味わって食べる。
恐怖心はちょっぴりあるけれど、
ほんのひとかけのものだって、
私の命になる。
だから感謝して味わって食べる。
再燃
やっぱりショックだよね。
またあの苦しい思いをしなければならないのか…と思う。
病気を持っている人の中には
私と同じ気持ちを経験して
生きてる人がいるはず。
ただ、静かに受け入れるしかないんだなぁ。
私は自分の体を信じてる。
体をよくしようと頑張ってくれている。
私を困らせようとしているわけじゃない。
だったら協力しようよ、応援しようよ。
私にできることは自分に優しさを贈ること。
優しいものを食べ、
優しい音楽を聴き、
優しく動く、
からだに感謝を贈る
そうやって自分を大切にして
自分にエールを贈る。
元気のない体には、クラッシックが心地いい。
ピアノやバイオリンの美しい音色に耳を傾けていると美しいメロディーが私の心に寄り添ってくれて、心が平和になる。
ひとりで抱え込まないことにした。
痛いんだ、辛いんだと夫に言ってみた。
今日はこんなに大変だったんだと、
私の今を知ってもらうため、
私の心をちょっと軽くするために言ってみた。
そしたらちゃんと私に優しさをくれた。
ありがとう。そしてごめんね。
相変わらず能天気な人。
子供みたいに
りんご狩りをして、お蕎麦を食べて帰ってきたとメールがきた。
こっちは食べられない、出かけられないのに…
知っててこれだもの。
笑ってしまう。
この体験を通して、
見えない大事なことが見える私に少しなれたかな…って思う。
人には必ず心があり、思いがあり、事情がある。苦労があり、努力もある。人の見えないところを察することができれば、むやみに人を否定したり、バカにしたりはできないものだ。
表面に現れているものだけで
お人のことを見ない判断しない私にちょっぴりなれたかな…
太陽さんが助けてくれた。
2階の窓際に座って太陽に背を向ける。
栄養のない弱々しく冷えた私の体がものすごいスピードであたたまってゆく。
ほんの20分ほどでホカホカになり、
そのまま布団で休んだ。
あんなに疲れきっていたのに、
体の中から元気が出て、食事も美味しく感じた。気持ちまで明るくなった。
検査を終えて帰宅。
今日は満月。
月を見上げたら、
大きな流れ星が満月の横を流れた。
月に負けない輝きで大きく流れていった。
天はやっぱり私を応援してくれているのだと
そう感じてあたたかい気持ちになった。
解毒が始まって10日ほど経つ。
そーいえばと気づいたことがある。
皮膚のかゆみ、湿疹が一斉なくなった。
下痢でおふろに入れず、3日も頭を洗ってないのに脂っぽくならず臭くもない。シャンプーの泡立ちもよかった。
やっぱりまた更に体の中がクリーンになったんだ。もうちょっとの辛抱。頑張れ!!
元気に仕事に行けない辛さ、虚しさ、悲しさ、寂しさがすこーし出てきた。
それだけ体が元気になってきたんだな。
働きたい!仕事に復帰したいという意欲
エネルギーが体の中にあるということ。
仕事をしていないと、何かをしていないと、
自分は無力だと思ってしまって心が焦りだす。
何かしなければ…頑張らねば…ってね。
でも、これは過去の私。
今はだいぶ流れに身をまかせられるようになってきたかなー。それでも不安になるときはあるし、むなしく感じることもある。
「孤独は人を賢者にする」という言葉を信じて今日も生きる。
元気のない私。
人のこといいなーと思うし、
私も外食したい、どこでも好きな所に行きたい!!って思ったりする。
そろそろ自分の作る食事にも飽きてきて、
なんだか楽しみがなくなっちゃって…
こんな日もあるよね。
以上です。
一生懸命自分を励ましながら、頑張っていたことがわかります。
今の私から見ると、まるで自分の妹のように思え、愛おしく感じられました
最後までお読みいただき、
ありがとうございます