失敗写真をRAW現像で直す RAW現像の可能性
まずは直した完成版 α7RⅡ+ツアイス24F2SSM
下の写真が元データ。ストロボ使わずに、スタジオの光だけで撮り無編集の写真。
このままだと残念な失敗写真ですよね。
この写真の問題点と改善策を考えてみる
1.露出がアンダーで眠い写真、スタジオのライティングから外れてる
つまり、寝かせたのが原因、ストロボを使うべきだった。>>露出不足なので露出調整必要
2.コントラストが黒潰れしている。>>コントラスト調整必要
3.色がおかしい>>色温度と色かぶり補正の2軸調整必須
4.彩度不足>>彩度調整必要
再度、直した写真がこちら。
尚、顔の部分のみ色温度を背景とは異なる設定にしてあります。
全体の色をを調整した後に、顔のみ+19黄色に色温度を寄せています。
少し黄色が足らず、白とピンクが強いなと感じたからです。あんまり強いと
病人みたいな肌になるので微調整しました。
しっかり現像することで、失敗写真も使える写真に直せる可能性があります。
これはRAWに限らずJPEGでも同じで、問題点を把握して改善点を1つずつ
考えて処理していくと自分がイメージした写真に近づきます。
大事なのは失敗写真を見て何が問題なのかを具体的に感じるかです。
そのためには、上手い人の写真を沢山見てその写真の何が良いのか具体的に
考えることを沢山やっていくのが近道だと思います。