英語のできない自分が英文法に関する記事を書く第2弾です(笑)

前回の記事 にある「You, too」にも関係のあるテーマです。


「, too」は相手が述べた文の主語が変わるときに用いられます

例:①「I(=①) like sushi.」→②「I(=②) like sushi, too.(=Me(=②), too.)」

     ①「I can play the piano.]→②「He can play the piano, too. (Him, too.)」


「You, too.」は基本的には相手の言った表現を同じように用いられ

相手の述べた文の主語が変わるのはもちろんであり、

目的語が変わることもしばしば生じます。(前回の記事 参照)




さて本題ですが、「, too」と似た表現に「as well」というものがあります。

後者は前者と同様に文末に用いられますが、

述べられた文に関して、その主語は変わらずそのままで、目的語が変わるときに「as well」は使われます。  


私の例にしてを考えてみましょう(笑)

I still have a tendency to translate Japanese into English, and English into Japanese as well.


より詳しくみてみると、

I still have a tendency to translate Japanese into English, and (also) (I still have a tencency to translate) English into Japanese as well.

(主語は同じで「I」、目的語は「Japanese into English」→「English into Japanese」に変化)




次の場合はどうでしょうか。

①「She makes you feel happy.」→②「You as well.」


少し無理やりですが、文法的に見ても実際のところ自然な流れになります。

①「She makes you(=②) feel happy.」→

②「She makes you(=①) feel happy as well.(=You(=①) as well.)」

(目的語変わって主語変わらず。)



これらを含めると、

「Enjoy your day.」の返しとして「You as well.」と述べるのは不自然であると考えられます。




ちなみに、気になった方がいるかもしれません、「(also)」の存在。

これは頻度の動詞と同じ位置に置かれるか、或いは、

Besidesなどと同じ意味を示すよう文頭に置かれます。

文語と言われていますが、会話でもしばしば耳にしますし、私はよく使います。



alsoは主語の違いを言及するというよりは、動詞や目的語に情報を付加します。

例えば、

「Tom is familiar with computers, and he can also play the piano very well.」


次のようなケースも無きにしも非ず。あまり出会わないような気もしないでもない。(私だけかな。)

「Tom is a student, but Rebecca is also a student. (=but Rebecca, too.)」



ちょっと脱線しましたが、

「,  too」と「as well」の衝突、いかがでしたでしょうか?

前回も最後に述べましたが、

イングリッシュネイティブはこのようなことを考えて英語を喋っていないのが現実です。

こういう記事を書いておいてアレですが、なかなか英語レベルが上がりません…。

アウトプットして覚えていくのがベターですね。。




追記:

「Enjoy your day.」などの返しに「You, too.」だけでなく、「Likewise.なんて言葉も使えます。

自然に口をついて出るようになると、バリエーションが広がりそうです。