ずっと前、まだまだお勉強間もないころ、参加してるワークの生徒同士で分析がすごくていやになったことがあります。
「浩代ちゃんは、こうだからこう思ってんだよね。それってこういう恐れがあるんじゃないの?」
「まだなんか、お腹ん中に怒りがある気がするな・・・」
ちょっとお勉強してわかるようになってくると、たちまち分析が始まるんですよね。
「知ってる」
「知ってることを人に言いたい」
そんな気持ちが強くなって、何でもかんでも分析して結論付けるようになるのです。
これがすっごくイヤで!
「何でもかんでも知ってると思って分析するな!」
って怒りまくってたことがあります(笑)
分析すると、思考がどんどん走ってしまうんですよね。
目の前の起こっていることをちゃんと見ずに、理論で片づけてしまおうとするんです。
その方が脳は楽なんです。脳は答えが出ないことが気持ち悪いから。
だから何とか考えて答えを出して、それでよしとしてしまいたがるんです。
でも、心というのは皆さん知っての通り、思考ではないのです。
どれだけ分析しても、それで問題が解決するかというとしない。
分析してるのは脳だから。
心は脳とは違うから。
分析など、しなくていい。
そんな風にするならカウンセリングじゃない!
そう思ってたのに・・・・
ずっと心理学を勉強してる間に、分析が染みついちゃってました・・・

なので、すっごく苦労しました。
くれたけ大府心理相談室