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POWER GATE

今日はきっと、昨日より一歩だけ、貴方と一緒にいる未来へ近づいている。

昨日とは違う。

強がりだけど……勝手に信じていても、いいよね?

何だか随分間があいてしまいましたが…私が思いつきと感情だけで突っ走ってきた6月訪中記、後半戦です。

前半戦より大分恋愛色が強くなりそーなので(元来オンライン物書きなので、特に書くことに抵抗はありませんから…自分のことでも、時間が経過したから時候のような感覚ですし★)、耐性のない方は回れ右。


さてさて。


6月22日

AM8:00過ぎ

 ぼんやり起床→以前のように彼にくっついてみる→抱き枕。

 起きてすぐに1ラウンドやっちまうことに特別な抵抗もなく(笑)、朝から乙。

 ここでよーやく、彼の首にあった俺とペアのペンダントの理由を聞き出すことに成功。

 →不意打ちに涙腺が緩む。単純だな、私も。

 時間ギリギリまで過ごして、バタバタと退室。

 外は少し雨模様だけど、車での移動だからそんなの関係ねぇ!

 ってことで、私が行ってみたいと思っていた万華鏡美術館に連れて行ってもらうことに♪


10:00過ぎ

 雨だなー…。


11:00過ぎ

 到着。ひとしきり見て単純に感動する。綺麗だなー…。

 ただ、お土産には高くて買えませんでした。キーホルダーで我慢しまっす。


12:00頃

 昼食のために仙台市内へ→結局豚骨ラーメン。でもいいよ、だって好きだもん☆

 それから市内を少し歩いて、


14:00

 昨日お世話になったネットカフェへ。この時既に私が盛っていたので(ヲイ)、休憩場所を検索するためにやってきました。だけど、昨日同様、何だか当然のよーに襲われましたが。(苦笑)

 ネットで調べて、とあるホテルを品定め。

 クーポン券を印刷すれば安くなるらしいけど、ネットカフェの個室にプリンターはありません。

 諦めている私とは対照的に、彼は「印刷してみろ」と言います。とりあえず画面を印刷してみますが…プリンタ、どこ?


15:00頃

 ネットカフェ出発。

 会計時に先ほど印刷処理したもの(=ホテルのクーポン券)を渡され、昨今のネットカフェにおける印刷のからくりを身を持って経験し、「顔から火が出るほど恥ずかしい思い」をする…二度とやるもんか。

 それからホテルで休憩しようと移動するも、人気のあるホテルゆえに待つことしばし。


17:00頃

 2件目到着ー。

 とりあえずお風呂などをチェックして、お湯を入れつつ、ぼんやり考える。

 聞きたいことはたくさんあるけど、でも、何をどう聞けばいいのか分からなくなっていて。

 相変わらず彼に愛されている自信がない。願っている一言にたどり着くまでが遠くて…半ばあきらめていました。


 一緒にお風呂に入った後、その感情が爆発してしまいます。

 どうして私のことをどう思ってるのか伝えてくれないのか。

 自分が好きな人に好きになってもらいたい、私のことをどう思っているのか知りたいだけなのに…知りたいと思うことは、言ってほしいと懇願することは私のワガママなのか。

 電話では口に出せない言葉でした。言えば口論の火種になってしまいかねない。彼の性格をある程度知って、言動に注意しようと思っても…我慢できなかった。

 だって、目の前にいるのに。

 同じ時間を過ごしてくれて、隣で一緒に寝てくれて、私を抱きしめてくれて…もしも、私に対する好意が全くないのであれば、こんなこと、しないでほしいから。

 はっきりさせたかった……ううん、違うな、聞きたかっただけ。


 好きな人に「好きだ」って、言ってほしかっただけなんです。


 彼は困った顔で私をゆっくり抱きしめて、しばらく言葉を探していました。

 そして、「…寂しいから早くおいで」と、一言。

 それが彼なりの精一杯だと分からないほど、付き合いは短くないつもりです。

 電話では絶対に言わない一言を聞き出せたことは、個人的にも大きな収穫。

 「好きだ」という言葉が聞きたかったのも本音ではありますが(笑)…その後決まりのわるそーな表情を見ているのが、個人的に一番楽しかったかもしれません。性格悪いなぁ。


22:00過ぎ

 ホテルでの休憩を終え、なんとびつくりプリクラ撮影会。

 私たちはとにっかく写真に無頓着とゆーか…いえ、プリクラは以前から「とろーよ!」と言っていたのですが、奴が「魂が抜かれるからヤダ」などと根拠のない理屈を並べたて、実現しなかったのです。

 でもまー、これでよーやく互いの顔を何らかの形で残せるわけなのですよ!

 当然私は携帯にメールで送りました。画質は粗いけど…満足です。


 ぼちぼち私が乗る夜行バスの時間が迫っています。

 だけど…離れたいわけがありません。(苦笑)

 で、結局…一泊延長決定。えぇ、お金のことなんか気にしない! 何とかなるに決まってるっ!!

 と、いっても、彼は翌日普通に仕事なので、一緒にいられるのは朝の7時過ぎまで。でも、それでもいいからとにかく隣にいるべく、行きと同じお姉さんに夜行バスを断り、トータル3件目のホテルへ。

 さすがに翌日があるので夜更かしは出来ませんでしたが…しっかり抱き合ってました。



6月23日

AM7:00前

 もぞもぞと起床。私は荷物を整理して、彼は仕事の準備をして。

 互いの作業が終わったら、時間までずっと抱きしめてもらいました。

 不意に見上げた時、彼の目が普段より潤んでいるように見えたのは…私に都合のいい幻かな。


 それから駅まで送ってもらい、何とか笑顔でお別れ。

 電車がすぐにやってきたので飛び乗り…寂しくて泣いたのは、帰りの飛行機の中でした。

彼と会った6月の続きを書きたいところなのですが・・・ちょっとまぁ、それどころぢゃない状態なので、綺麗な思い出は余裕がある時に追加します。

ただ、私はこんなに周囲と違う世界の感じ方をしているんだと、改めて思いました。

それがいいことなのか悪いことなのか、今の私には分かりません。

ただ、その相違が…猛烈に邪魔なだけです。


一緒にいたい想いよりも、この場所から逃げたいって思いの方が強くなる、そんな私は確実に親不孝だ。

分かってる。その業は私が背負えばいい。背負う覚悟だってある。

そこまでして、今の環境から逃げたいんだと…一番分かってもらいたい人に分かってもらえない。


またしばらく、孤軍奮闘かも。

食欲落ちるからイヤなんだけどなー…自分を何とか奮い立たせてみます。

何だか…濃厚な週末が終わり、日常に戻ってしまったことが残念でならない自分です。

彼との再会は2ヵ月半ぶり。楽しかった、嬉しかった…色々あったけど、行って良かった。素直にそう思います。

なるだけリアルに更新したいと思いながら、自分のことが最優先になり、全然更新できませんでしたね…。

反省も込めて、今回は長文&ちょい赤裸々に。半分以上ノロケても許してください。


★6月21日

AM5:00

 ネットカフェを出発(なぜ私がネットカフェにいたのかは前記事参照)して、東京駅へ。

 早朝なのに人が多くて座れなかった山手線…そりゃあ都会だけどさ、どんだけ?(笑)

 新幹線の切符を衝動買いして、仙台までいざ出陣!

5:30

 彼から電話がかかってくる→新幹線で向かうことを告げ、とりあえず待ってろと釘を刺す。

 ちなみに彼がこんなに早起きだった理由は、東京に出発しようかと思っていたからだそうで。

 す、すれ違わなくてよかった…そうだとしたら笑えない。

6:14

 新幹線出発。二階建てにはしゃぎ、勿論二階席に座り、眠気が吹っ飛ぶ。

8:00過ぎ

 仙台到着ー!!

 と、遠かった…とりあえず朝マック。ただ、久しぶりの食事もあまり喉を通らず。

 そりゃそうだよね、あと数時間後には会えるんだからね…。

 仙台から電車を乗り換え、いざ、彼が住む街へ!

10:47

 と、到着…既に色々限界。(笑)

 とりあえず到着したことを電話で知らせ、駅舎に萌えながら待つこと数分。

11:00過ぎ

 再会完了。とりあえず車に乗り込み、周辺をドライブ。

 助手席には予想外のプレゼント(まぁ、過去にお金を貸したことへのお礼なのですけど)があったりして、

 何だかもう色々限界。(落ち着け)

 「とりあえず松島行ってみたい」とゆー私のリクエストで、仙台市内に向かう途中で松島に立ち寄り、

 景色を見る。写真を撮ろうと思うが面倒になってカメラを片付ける。(ヲイ)

13:30過ぎ

 市内到着。「牛タン食べたい」とゆー私のリクエストで、牛タン屋を探す。

14:00過ぎ

 牛タンを食す。美味でした♪

 食事中、彼の首に私がもらったものと同じデザインのペンダントがあって内心びっくり。

 後で問い詰めようと心に誓いつつ、食べきれなかった肉をそっと彼の皿へ移動させる。

 その後市内をうろうろして、程よく疲れたので…。

19:00過ぎ

 ネットカフェでまったり。実は宿泊場所が決まっていなかったので、ネットでラブホを検索する。

 ファミリールーム(4.5人用の広い部屋)でぐだぐだ転がっている彼に勢いあまって襲いかかるも、

 勿論返り討ちにされる…ネットカフェであれはダメっすよ兄さん。

 この時点で私は涙腺決壊。ようやく抱き合えたことに感情の歯止めがきかず、声を押し殺して泣きました。

21:30頃

 ネットカフェ出発…色々スイマセンでした。

22:00頃

 おやつや夕食を買いこみ、ホテル到着。

 ネットでの評判がいいホテルだったけど…んー、まぁ普通? 可もなく不可もなく?

 とりあえずアダルトチャンネル垂れ流しで食事。別に動じない。

 お風呂に一緒に入っても、別に動じない。

 ただ、一緒にベッドに転がっていると…この時間がずっと続かないことを受け入れるしかない私は、

 やっぱり、涙が止まらなくなる。

 側にいてほしいと痛感する。

 側にいたいと、心から願う。

 …一緒にいたい、単純な願いを叶えられない現実が嫌になる。

 同時に。

 私が彼の側にいていいのかどうか、分からなくなってしまう。

 彼は何も言わないから、疑問が疑心暗鬼に変わってしまいそうになる。


 そんな私の疑問に彼が一つの答えをくれるのは、翌日のこと。