週末はペンネームでアバター稼業!
ホントのことを白状すると、
私は皆さんの知らないペンネームを持っています。
「なんていう作家名? いくら稼いでるんだよ~ぉ?」
ごめんなさい、すべてシークレットです(笑)。
「サスペンス? ハードボイルド? もしかしてBL?
はは~っ、わかった。やっぱり官能だろ?」
はい、勝手に想像してください(^_^;)
なぜ、シークレットなのか。
それはアバター(仮身)だからこそ、
自由になれるし、大暴れもできるんです。
実は特定の人物を除き、
友人や家族でさえ、私のアバター稼業のことを知りません。
ヒール役の覆面レスラーみたいなモンですね。
覆面を被った瞬間、悪役に変身できるのですから。
文章の世界はある意味、自由なフィールドですから
どんな表現もできます(名誉毀損みたいな表現はNGですけど)。
内容だって好きなことを書きまくり。
非情な裏切り、目を背けたくなるような暴力&殺人、
奔放な性描写(これはニガ手ですが)……、
遠慮やカッコつけなんて一切しません。
その楽しみは読者が”狙いどおり”の反応をしてくれること。
たとえばTVドラマ『下町ロケット』を思い出してください。
背筋が凍るような悪役を演じた小泉孝太郎。
「なんてひどいヤツなんだろう」と視聴者が
嫌悪すればするほど、作者と役者は「してやったり!」でしょう。
そう、アバターも自分の作品が『下町ロケット』のように
評価されたら、こんなうれしいことはありません。
アバター稼業に決まった定義づけはありませんが、
私がイメージしているのはこんな感じ。
普段は自分の本業がありますが、オフタイム(週末等)を
利用して密やか、かつ楽しみながら執筆活動する……。
メリットは自分の殻を破り、やりたい放題の描写ができること。
デメリットはTVなどのメディア取材に”顔出し”できません。
ここでオープンになったら”アバター”ではなくなってしまうのですから。
もし、有名になってしまったら、
飛行機や新幹線が乗りづらくなるかもしれません(それはそれでうれしい方もいるでしょうが)。
それからもうひとつ。先にも言ったように
アバターの存在は友人や同僚、家族らに対しても
秘密裏にしておくことが大切です。
つい、「親しい仲間や家族には話してもいいかな」と思いがちですが、
漏らしてしまった瞬間から、
あなたは「いい人になるための制約」に
縛られてしまうのです。
つまり、文章に制約が加わったら
とたんに面白みがなくなります。
例えば、自分の書いたエッセイが
家族に読まれるという前提だったら
かっこいいネタに絞りませんか?
上品な文章を選んだりしませんか?
これがつまらない作品に仕上がる理由です。
もちろん、プロの作家の中には、
そんなことお構いなしに書き上げる人がいますが、
みなさんとはキャリアが違いますからね。
確立されたタッチが武器となります。
さて、アバターになるためにはそれなりの
ペンネームが必要です。
できれば自分の本名からかけ離れていたほうがいいですし、
連想させてもいけません。氏名をアルファベットに
変換したくらいでは意味がありません。
著名な作家さんのペンネームをチェックしてみると……。
司馬遼太郎
夏目漱石
石田衣良
リリー・フランキー
京極夏彦
綿矢りさ
吉本ばなな
どうですか?
「えっ、どうして?」と思えるくらい、
お名前が記憶に残りますね。
みなさん、それぞれの名付けの由来が
ありますけど、その理由をたずねたくなる
くらい、こだわったペンネームでしょ?
さあ、みなさんも素敵なペンネームを考え、
ぜひ、アバター稼業にチャレンジしてみたら
いかがですか(^_^;)
日常がつまらない、今の生活を変えたみたいと
思っている方へはぜひお勧めしたいホビー(副業)です。
私も陰ながら応援しますよ。
【週末作家になるためのお勧めセッション】
https://www.street-academy.com/myclass/6274