ご覧になったかたもいらっしゃるかと思いますが「もしもの脳科学ドッキリ」という番組です。「ウソの催眠術をかけられたらどうする」というコーナーで、タレントがかかったフリをするのかどうか検証する、そんな趣旨だったと思います。
やはり一般の方からしてみれば、催眠が「療法」として扱われていることをご存じないかたも多いのでしょうね。
そのコーナーの趣旨がまず催眠は怪しいもの、という位置づけから始まってしまっているわけです。あのような番組構成で最初から「ウソの催眠術」というコーナータイトルだけでも催眠=最初から胡散臭いもの、という前提があるわけです。
ショー的な催眠と催眠療法の違いなど、バラエティーで取り上げてもしょうがないのは確かです。
ヒプノセラピーが日本で療法として認知されるまでの遠い道のり
ただちょっと見ていてとても残念なシーンもありました。
あるタレントさんが催眠にかかったフリをして、熱いおでんを食べても「冷たいから平気です」と答えて食べてしまうわけです。
催眠は決してマインドコントロールではありませんので、実際には火傷するほどに熱いものを平気で食べさせることなど出来ません。
人間には顕在意識といって理性や理論的な思考をコントロールする部分があります。「してはいけない」ことはいくら催眠状態でも無理にさせることは不可能です。まあ催眠を理解していない人が作る番組ですのでしょうがないのですが、ご覧になっている方に対するメディアの影響も考慮して欲しいと思ってしまいました。
■正しいセラピストの選び方
このテーマに関してBさんとトークをしましたのでご覧下さい。
