
野田 秀樹
「空、見た子とか」
劇団「夢の遊眠社」「野田MAP」、俳優・劇作家・演出家の野田秀樹
最初で最後?の小説
僕と彼と彼女と彼の物語…といっても内容は
文脈もなく言葉遊び、話は飛びまくり、一気に読まないと入り込めない
読む(空想)演劇な小説です
~本文より~
「二十六歳のトキ、僕は、男と女のすなる同棲というものを、
男と男でやってみて、やがて自分の元からウィーンへと逃げて行った男への腹いせに、
女と恋におちて、悲恋に終わるだろう、ということまで知っている」
内容は…
彼にそっくりな彼に《僕帝国》を見るために子供魂を売った僕
一週間《僕帝国》を見た(体験)した僕は悪魔へ変貌した
彼と彼と彼女と僕の子供魂が入った天使像を抱え
壊れた世界から僕は屋上を蹴った
当時姉が遊眠社にはまっていたのでお芝居は観たことはありますが
自分はそんなにいいとも思わなかったです…
でも家にあった何冊かの野田さんの本の中で一番好きです
(「少年狩り」「ゼンダ城の虜・走れメロス」「野獣降臨(のけものきたりて)」「瓶詰のナポレオン」etc…)
あっ、「小指の想い出」はビデオで観て面白かったな~
この本、もう絶版なんで(当たり前)
読んでみたい方はBookoffあたりで探してみて下さい(笑)