今でも忘れられない最高の一本ってありませんか??
天気も上々、前日からの降雪で膝くらいのパウダー、雪も落ち着いていて気温も低い,
視界良好で遠くの稜線まで見えるような日。
そんな日ってシーズン中何度もバックカントリーエリア入ってますがシーズン通してもなかなか最高のコンディションって無いんですよね。
2シーズン前くらいに忘れられない最高の一本あったんです。
まだPowder Baseを立ち上げる前だったのでBC仲間と山に入ってたころでした。
前日の夕方から降り出した雪はとても軽く気温も低かったので中腹より上の木々は見事な樹氷になってました。
普段は朝起きてこない仲間達なんですがその日はみんな早起きしてましたね。
そんな魅力がバックカントリーにはあるんです!
朝一番のゴンドラではファーストトラック狙いのパウダージャンキー達で埋め尽くされ、様々なパウダーボードやファットスキーが並びまるで展示会の様相、しかも一様にソールはピカピカ、さすがパウダージャンキーと言ったところでしょうか。
まあ私も含め仲間も同じ穴のムジナですが。
入山届けを出し装備チェック、ルート確認、結構朝のゴンドラ待ちの時間ってやる事多いんです。
その日はせっかくゲレンデ内でもいいコンディションだったのでバックカントリーエリアに入る前に準備運動がてらリフトアクセスで何本かファーストトラックをいただきました。
野沢温泉ではゲレンデ内に自己責任で入れるオフピステゾーンが点在しています。もちろん全く管理されていない点ではバックカントリーエリアと何ら変わらないので入る場合には注意が必要です。
想像以上のコンディションに仲間一同これから入るバックカントリーエリアへの期待は高まって小一時間ほどリフトアクセスを楽しんだ後、ゲレンデ内が混んできはじめたタイミングで入山となりました。
そこはたったゲレンデから10m程度しか離れていないのに別世界なんです。
真っ白なオフピステバーンに晴天の青空、音の静けさ、張り詰めている空気感が大好きなんです。
リーダーの私が仲間のビーコンチェック、弱層テストを済ませハイクアップポイントまでドロップイン。
たった数分の移動ですがゲレンデでは感じられない静けさとパウダースノーのすばらしさ、所々にある風で叩かれたハードバーンや波模様のような風紋の上を飛ぶようにそして確実に滑って行く緊張感、みんな一様に噛み締めていたようでした。
ハイクアップポイントに到着してスノーシューへの履き替え、ウェアのベンチレーションは全開、ミッドレイヤーとゴーグルはザックに入れグローブは薄手のハイクアップ仕様、サングラスをかけたらハイクアップ開始です。
ルートは稜線上、ショートカットしてなだらかな方を歩きたくなる気持ちを抑えて登っていくんです。
ショートカットルートは上部に雪庇があって危険なので回避しなくてはならないんです。
仲間と誰がファーストで入るかって話しながら登っているとあっという間なんです、しかもこの頃は仲間内でのBCだったためハイクアップの先頭は順番で交代って言う暗黙のルールがあったんです。
なるべく大汗をかかないペースで着実に高度を上げその日予定していたドロップポイントに到着。
装備変更するためにまずスノーシューで周りを踏みつけて平らに、ここから滑りだすまでのドキドキ感は何度味わってもやめられないんです。
パウダージャンキーとは良く言ったものですね。
結局その日のファーストはリーダーだった私が滑る事に、あのときの仲間に今でも感謝です。
午前中の気温の低い状態の晴天だったためダイヤモンドダストがキラキラ輝いていていました。
そんな中ドロップイン
自分の頭の中で何度もトレースしたラインを滑り降りていく…
雲の上をまるで疾走するような浮遊感
どんどん加速して流れていく風景
自分の上げたスプレーがあっという間に後方に飛んで行くときの雪のキラメキ
自然の中に自分が溶け込んで行くような感覚
これ以上言葉では綴れない、そんな最高の一本でした。
こんな感動を皆さんと共有したい。
そんな思いでいっぱいです。
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感動を共有できる日を楽しみにしています。


