胎嚢確認から1週間後、Bクリニックで再び診察を受けました。


「心拍確認できますね。動いてるの分かります?」と先生。


モニターをよく見ると、かすかにトクットクッと動くものが見えます。


心臓が動いてる!!


まだ人の形なんか全然してなくて、細胞って感じなんですが、生きてると思いました。


私、妊娠出来たんだ…。
じんわりと、ようやく実感が湧いてきました。モニターを見ながら、じわっと涙が出てきました。


内診室から診察室へ移動します。


先生「おめでとうございます。心拍確認できたので、こちらでの治療は終わりです。紹介状を書きますので、希望の産院を教えてください」


Bクリニックは不妊専門クリニックなので、お産は出来ません。妊娠したら普通の産婦人科へ移ります。


私はA病院へ戻ることにしました。
A病院よりも家から近い産婦人科クリニックもあるのですが、お世話になったところで産みたいと思ったのです。


戻ると、恐らくおじいちゃん先生が担当になります。


おじいちゃん先生に対する疑念は多少ありましたが、おじいちゃん先生が早い段階でBクリニックを紹介してくれたから、少しでも早く妊娠出来た。とも思うんです。


人工授精では精子に何の問題もありませんでした。ということは、A病院でも何回か精液検査をすれば主人の精子が正常なことを確認できたはずです。


となると、すぐにステップアップする必要はなく、もうしばらくタイミング法を続けていたでしょう。


その場合は妊娠までにもっと時間がかかったのではないかと思います(あくまで可能性の話ですが)。


おじいちゃん先生は検査を重ねず、すぐにBクリニックを紹介してくれました。


タイミング法よりも人工授精の方が確実です。


痛いと噂の卵管造影検査も、何故かおじいちゃん先生はしなかったので受けずに済みました。


そう考えると、おじいちゃん先生で良かったと思えてきたのです。


1回目の人工授精で妊娠出来たことは、本当に幸運なことでした。


色んな人のおかげで息子を授かることが出来ました。前向きに協力してくれた主人や、応援してくれたお互いの両親。病院の先生や看護師さん、スタッフの方々。


そして、自分の不妊治療体験や不妊治療に関する情報記事をネットにあげてくださった方々。参考になりましたし、元気づけられました。


本当に感謝です。
ありがとうございます。


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《解説》
最後に体外受精と顕微授精について軽く触れます。

体外受精と顕微授精は体外で受精を行い、受精した卵子(受精卵)を女性の体内に移植する治療方法です。

体外受精と顕微授精では受精の仕方が違います。

体外受精は、シャーレのような容器(ディッシュ)に採卵手術で取り出した卵子と 調整した精液を入れ受精を行います。

顕微授精は顕微鏡下で、採卵手術で取り出した卵子に極細の針で精子一匹を注入し受精を行います。

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