水晶森の程近くに

ドルグの工房地区があります。


ここでは、
色々な道具が作られているのです。


発光水晶など
多くの珍しい鉱物

フロスタリアのような
神秘的な物

それらを自在に使って


日用雑貨から 

私が着ている
マンドレイクマント等の浮遊衣服

空を飛ぶ飛行機械
音響エンジン

のような大がかりなものまで
様々!

今日は、
青銅の鏡の製作を見に行きましょう!


ドルグ性の鏡は、
青銅鏡がほとんどですが
驚きの映り込みにビックリすることでしょう。

今回は、小さな鏡でしたが
制作時間は二時間ぐらいでした。




さて
制作過程を見ていきましょう。



先ずは素材


銅です!


錫です!


木炭少々!


これらをるつぼに入れて
炎で熱します。

るつぼが真っ赤になる頃
中の金属が熔けて混ざり会います。


熔けた合金、いわゆる青銅は、
水よりもさらさらしています。

上に不純物のスラグが
浮き上がってきますので
これを取り除き
型に流し込みます。



冷やすこと数十分
こんな感じに上がります




さあここからひたすらに磨きます。


とても硬い
硬すぎて欠けてしまうほどです


磨きも中盤、まだ傷が残っています


大分磨かれてきました


そして、最後のペーストによる仕上げ!




いかがですか。
この写り込み!

素晴らしくないですかっ!




青銅の鏡には、

神聖な存在が映ると
昔から珍重されてきました。

青銅の鏡に出会ったならば
是非鏡を覗いて見て下さい。

そこには、
言い伝えの通り
神が映り込んでいるはずですから!