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docomo スマートフォン Xperia arc SO-01Cレポート

docomo スマートフォン Xperia arc SO-01C(以下、SO-01C)を触ってきた。

試作機を触ったので、動作はまだ不完全なものとして見ていただけたら嬉しい。

カラーバリエーションにはMidnight BlueとMisty SilverとSakura Pinkが用意されており、Sakura Pinkが発表されているのは今のところNTT docomoのみである。

本当はSakura Pinkを触りたかったのであるが諦めてMisty Silverを触ることにした。

デザインはとても美しいと感じた。



筐体は薄くて軽かった。

フロントキーは物理的なキーとなっており、左からクリアキー、ホームキー、メニュキーとなっている。

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Xperia SO-01B(以下、SO-01B)はフロントキーは左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっており、メニューキーとクリアキーがSO-01Cとは逆になっている。

SO-01Bを使っていたので、ついついその感覚で操作して誤爆することもしばしばあったw

SO-01Cのフロントキーは少し固い印象だったが、N-04Cのように押しにくいと感じることは無かった。

背面はカメラとフォトライトが備えられている。

Sony EricssonのマークとXPERIAロゴも入っている。

NTT docomoロゴと型番は控えめな感じだ。

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横から見ると背面が弧を描いていることが分かる。

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鍍金の装飾も良い感じである。

UIを見てみる。



まずは設定項目を見てみる。

無線とネットワークを見てもテザリングは無く、塞がれていることが分かる。

端末情報を見るとモデル番号がSO-01C、Androidバージョンが2.3.1、ベースバンドバージョンが7X30A-AAABQMAZM-1290_09-01、カーネルバージョンが2.6.32.9-perf SEMCUser@SEMCHost #1、ビルド番号が3.0.A.2.28となっていた。

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Twitterでは以前から呟いていたが、製品版のビルド番号は3.0.D.*.**となる。

よって、今回触った試作機のソフトウェアは製品版とは遠いと推測出来る。

ストレージの設定では、SDカードな内部ストレージの空き容量等が分かる。

グローバルモデルであるせいか、かなり多くの言語に対応している。

日本語入力システムはPOBox Touchとなっている。

中国語キーボードも最初から入っている。

中国語キーボードの手書き入力の精度を試すのを忘れており、どれくらいの精度なのか確認することが出来なかった。

因みに、SO-01Bの場合は中国語キーボードの手書き入力の精度が低くて残念だったので、改善する必要があると感じた。(精度の低さの原因はハードウェアなのかソフトウェアなのかも不明。)

とりあえず、自分のSO-01Bと同じライブ壁紙に設定しておいた。

標準ブラウザを操作してみた。



動画を見てもらえば分かるが、マルチタッチでの拡大縮小はスムーズで、反応速度も速かった。

マルチタッチでの操作性はN-04CやSO-01Bよりも快適に感じた。

画像が多いページでもスクロールはとても滑らかだった。

SO-01Bではブラウザの表示方向は縦の状態と左に傾けた状態のみであったが、SO-01Cは縦の状態と左に傾けた状態と右に傾けた状態でも端末方向に合わせてブラウザの表示方向も切り替わる。

ブラウザの表示方向の回転は、N-04CやSO-01Bよりも明らかに速かった。

ブラウザの操作で当ブログにアクセスした際に、User Agentを取得しておいた。

Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.1; ja-jp; SonyEricssonSO-01C Build/3.0.A.2.28) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1

カメラのUIを見てみる。



SO-01BのカメラのUIとは大きく異なっていることが分かる。

作例は持ち帰っていないが、裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載しているのでノイズが少なく明るく撮ることが出来る。

静止画の撮影サイズは8MP 4:3・6MP 16:9・2MP 4:3・2MP 16:9の4種類が用意されており、サイズはいずれもSO-01Bと同じだ。

VGAクラスの撮影サイズも用意しておいて欲しかったところだ。

動画のサイズはHD 720p・フルワイドVGA・VGA・QVGAの4種類が用意されている。

動画撮影のサイズもSO-01Bと全く同じである。

Dottyというアプリケーションを用いて、タッチパネルは何点まで検知可能か試してみた。



4点まで検知可能であった。

各種ベンチマークアプリをインストールして、性能測定をしてみることにした。

まずは、システム情報。



システム情報を書いていくのは面倒なので、動画を見ておいてもらいたい。

Quadrant Standard Editionで性能測定をしてみた。



結果は動画を見ておいてもらいたい。

Linpack for Androidでも性能測定をしてみた。



MFLOPSは動画を見てもらえば分かるが、34~36くらいであった。

Linpack for Androidでの測定結果は、デュアルコアCPU NVIDIA Tegra 2を搭載したMotorola ATRIX 4G MB860やMotorola XOOM MZ600と殆ど同じスコアである。

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システム情報のFingerprintは下記の通りだった。

1024.0MHz docomo/SO-01C_1246-7916/SO-01C:2.3.1/3.0.A.2.28/4_fP:user/release-keys

大まかではあるが一通り見ることが出来たので退散しようと思ったら、SO-01CのSakura Pinkが空いているじゃないか…

これは触るしかない!

この後、近くの量販店で005SHを見てから少し買い物をして最終の新幹線で帰らなければならなかったので時間はあまり無かったのであるが少しだけSakura Pinkを触ることが出来た。

Sakura Pinkはとても綺麗な色だった。



記念写真も何枚か撮っておいたw

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リアは全面ピンク。

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Android端末を触る時は、まず端末情報を見るよね。

ということで、端末情報を見てみると…

Misty Silverよりも新しいソフトウェアと搭載しているじゃないか!

UI Tourの動画はMisty Silverと殆ど同じだけど、端末情報のところをよ~く見ておいてw



モデル番号とカーネルバージョンは同じ、Androidバージョンが2.3.2、ベースバンドバージョンが7X30A-AAABQMAZM-1290_11-02、ビルド番号が3.0.D.2.47となっていた。

ビルド番号が3.0.D.*.**になっているということは、こちらの方が製品版に近いということだ。

一応、User Agentを取得するついでに標準ブラウザを操作している動画も録画しておいた。(時間の都合上、短いけどw)



スクロールやマルチタッチでの拡大縮小等の各種操作はスムーズに出来た。

User Agentは下記の通り。

Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.2; ja-jp; SonyEricssonSO-01C Build/3.0.D.2.47) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1

Misty Silverよりも新しいソフトウェアを搭載しているので、こちらでもベンチマークアプリをインストールして性能測定をしたかったが、最終の新幹線を逃すと色々と面倒なことになりそうなので諦めて帰ることにした。

デザインが良くてハイスペックな端末なので売れるでしょうね。

全体を通して動作は軽く快適に感じたが、たまにカクカクする部分もあったので発売までに完成度を上げてきてもらいたいと思う。

発売までにまだ時間があるので、もっと良くなって発売されるでしょう。

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