じみぃべいつです。

 

 お盆も過ぎましたが、まだまだ夏の暑さは続きますね!

 MLBでは「大谷翔平」選手のHRキング独走の39号で盛り上がっていますし、NPBでも中日ドラゴンズの「高橋宏斗」投手が自身初の二けた10勝目を挙げ、防御率も現在は規定投球回数には満たないですが「0.68」という異次元の数字を叩きだしております。

 一方パ・リーグは「ソフトバンクホークス」が独走し、逆に2,3位争いが「北海道日本ハムファイターズ」と「千葉ロッテマリーンズ」によって苛烈さが増しております。

 そんなCSから脱落したと思われた「オリックスバファローズ」が、今になって調子を上げてきました!

 先週火曜日からの本拠地「京セラドーム」では「東北楽天ゴールデンイーグルス」に連敗した後、何とか3連敗を免れたのです。

そして金曜日からの「北海道日本ハムファイターズ」との3連戦はなんと!3連勝(楽天戦から4連勝)と地元ファンを喜ばせました。

 しかも初戦は育成上がりの「才木海翔」投手の5回1失点の好投で、惜しくも自身には勝利が付かなくても打線が奮起しました。

 2戦目は「宮城大弥」投手が7回無失点の好投で51日ぶりの4勝目を挙げたのです!

 この試合女房役の「森友哉」捕手の第8号ホームランも飛び出し、久しぶりにスカッとした気分で観戦できました。

 そして3戦目は昨年の新人王で”ポスト山本由伸”候補と言われた「山下舜平大」投手が今季初勝利!でなんと379日ぶりの勝利を挙げたのです。


 この試合制球の定まらない山下投手でしたが、森捕手の懸命のリードとラオウこと「杉本裕太郎」選手の2打席連続ホームランで息を吹き返したのです!

 …思えば宮城・山下の期待を裏切る結果に今のオリックスの順位があるとは思うのですが、ようやくチームとして機能してきたので今季の残りは期待できると思います。

 

 

 

 そんな残りシーズンも期待しかないMLBやNPBに負けないくらい熱い「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日8月19日に更新されていた「第118席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では7月14日発売の「33号」に掲載されていたものです。

 約1ヶ月ほどの遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 







 

 「月刊落語」編集部で樫尾記者と調べ物をしているのは、落語界の“麒麟児”「柏家禄郎」でなにやら古い資料を見ております。

 

 先代の「阿良川志ぐま」の演目がないことに気が付く樫尾記者、書き忘れかと思うのですが、禄郎いわく「名前のない演目なんです」とのこと。

 

 未完の演目で名づけを拒んだ ― ゆえに「志ぐまの芸」と呼ばれているとのこと。

 

「阿良川一門」が創立された原因ともなったと考えられ、代々柏家に伝わるこの演目を取り戻すために、他言無用で協力してほしいという禄郎。

 

 

 

 朱音が弟子入りしたばかりの頃、阿良川志ぐま師匠が“怖い顔してむすっと黙って”いるのをよく見ていたが、あれは稽古だと分かっていたのです。

 

なぜならおっ父も同じことをしていたから…。

 

 

 理由を聞くと「お前には関係ない」と突っぱねられますが、朱音が食い下がるとこういわれるのです。

 

 

「お前が一端になったら教えてやるよ」

 

 

 

 まいける兄さんの真打昇進試験からもうすぐ4か月―

 

 

二ツ目昇進の支度をしているあかねと志ぐま師匠。

 

10月に昇進が決まったが、実際に昇進が決まるのが半年くらいかかると愚痴るあかね。

 

師匠は大変なのはこれからだと諭すのです。

 

・黒紋付の誂え

 

・色紋付の仕立て

 

・名入れの手拭い

 

・出囃子の選曲 etc.

 

 

疲れ果てたあかねは志ぐま師匠と喫茶店休憩を取ります。

 

 

 真打昇進はもっと大変だと、まいける兄さんの事を引き合いに出志ぐま師匠。

 

 

しかしこの疲れをいい疲れだと、始まるぞ!!ってそわそわ感があるとあかねは前向きです。

 

 

そして師匠と二人で出歩くのが久しぶりだと喜んでいます。

 

 

 

そしてこの喫茶店が朱音が小さいころに連れてこられ、山盛りのナポリタンが出てきたと懐かしむのです。

 

 

「…あのチビがもう二ツ目か、一端に成りやがって」

 

 

 それを聞いたあかねは志ぐま師匠に人情噺を教えてくれるようお願いをするのです。

 

まだまだ自分は未熟だとわかってはいるけれど、師匠の弟子だからと。

 

 それを聞いた志ぐま師匠は、昔朱音が『何の稽古してるんだ』と聞いた噺でよければ教えたやるというのです。

 

 

そして、来月の独演会の開口一番をあかねに任せると。

 

 

師匠の開口一番を務めるのは初めてなので、

 

 

「謹んでお受けします」

 

 

と、重責よりも喜びを隠せないあかねなのでした。

 

 

 

 真打昇進試験が終わり、今回から新シリーズに入りましたね。

 ”麒麟児”「柏家禄郎」が以前から調べていた「志ぐまの芸」に踏み込んできましたね!

 前々から作中に出てきましたが、どんな噺なのか?気になりますね。(ガラスの仮面における「紅天女」みたいなものですねw)

 そしてあかねが二ツ目昇進のための準備が描かれていて、志ぐま師匠とのお出かけが楽しいとは、女の子らしいところがありますね。

 …しかし色紋付が「黄色」とは、「林家木久扇」師匠の笑点での色紋付に対するオマージュでしょうかね?(監修の「林家けい木」氏は木久扇師匠のお弟子さんです)

 二ツ目昇進に用意するものも分かりやすく説明していますし、こちらも読んでいて前座は違う!と強く意識させられますね。

 二人がかつて来たことのある喫茶店で休憩する、というのも心憎い演出です。

 そこで人情噺を教えて欲しいと言ったあかねに教えようとするのが多分「志ぐまの芸」ですよね?

 そして志ぐま師匠の独演会での開口一番!

 初めての師匠との共演ですからね、あかねならずとも期するものがありますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 Van Halen Mine  All  Mine

 

 

 ’88年にリリースされた Van Halen第8作目のアルバム「OU812」からのオープニングナンバーです。

 ’85年に David Lee Rothが脱退した Van Halenでしたが、後任に元Montroseで『Voice Of America』の異名をとった Sammy Hagerを加入させ、名盤『5150』をリリースいたします。

 このアルバムは彼ら初の「全米1位」を獲得し、MTVを利用しないやり方で全米で600万枚以上を売り上げました!

 ’87年には初のLIVE VIDEO「Live Whitout A Net」をリリースいたします。

 時代は Bon Joviのブレイクで新しいバンドに注目が集まります。

 また、Whitesnakeによる”ブルース回帰”の動きが激しくなった’88年彼らはこのアルバムを世に問いました。

 Eddieのギターは”ちっともブルース”してないですが、作風はかつての憧れ「Eric Clapton」を意識したのか”地味”なアルバムです。(そのため’89年の「東京ドーム」は空席が目立ったのですが)

 しかしこのナンバーは収録曲の中では結構派手で、”まさに Van Halenのオープニングナンバー”にふさわしい曲でした。

 アルバムは当然全米一位を獲得し、 ”Van Helen健在”を見せつけたのですが、今考えるとここから彼らの活動が以前の勢いがなくなっていった感は否めませんね!

 

 

 父徹(志ん太)がこだわった”志ぐまの芸”が初めて作中に出た第4巻です。

 

 

 柏家禄郎はこんなに早くから”志ぐまの芸”を追いかけていた第6巻です。

 

 

 第6巻の蘭彩歌うらら師匠と禄郎のやりとりが”志ぐまの芸”のことだと分かった第9巻です。

 

 

 最新13巻も9月4日発売決定!まいける兄さんの奮闘ぶりが見ものです。

 

 

 時はバブル期真っ最中! Eddieのギターが冴えわたるSammy期の第二弾アルバムです。