先日、“サンパウロの表参道”オスカー・フレイレ通り
(もうイヤというほど覚えてしまいましたね?笑)
のとあるレストランに入った時のこと。
↑向かいのお洋服屋さんが可愛いな、なんて眺めたりしていた。
席に着いた途端に雨が本格的に降り出し、夫と二人で
「グッドタイミングだったね。」
なんて話していたら、
ほんの10分後には辺りが“大洪水”になっていてびっくり。
特に、なだらかな坂道の途中にあるこのレストランの前の歩道には、
深さ数センチ~10センチもあろうかという“川”ができて、ゴウゴウ流れていく。
↑ドアの目の前まで“川”が迫ってる。
「店内にも流れ込んできてしまうのでは…」
と心配に思っていたら、
ギャルソンが長く太いゴムの角材のようなものを取り出し、
慣れた手つきでギュッギュと入口のドアの下の隙間(2・3センチも空いていた)
に詰めていく。
おかげでドアが完璧なバリケードになって、
外の“川”の水を撥ねかえしていた。
↓二人の足元に見えている黒いラインが、そのゴム。
すごい!
それにゴムがまるでオーダーメイドのようにぴったりサイズ!
それにしても、
サンパウロの夏は雨が多いし、坂ばかりのこの街でこんなことはいつものようで、
(その割には傘を持たない人がとても多いけれど)
通りを歩いていた人々も「あらあら、この軒先で少し待ちましょうか」というくらいの表情。
*でもきっと、雨宿り人同士で「まあまあ、すごい雨ですね。信じられないわ。私の家の方では、こんな雨が降るとね・・・」なんて、おしゃべり好きなブラジル人らしく面白おかしく会話を弾ませていたことでしょう。
そして、
数十分後に雨が小降りになった時には“洪水”もすっかり引いて、
人々も何事もなかったかのように歩きだしていた。
*せっかくお洒落してこの街を歩いていたのに、ズブ濡れになった人でも平気な顔。
これが、サンパウロのいつもの「洪水」なのです。
(*_*)
みなさん慣れていらっしゃる…
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