ブラジルで一般的に「ブロッコリ」というと、これのことを指す。
見た目は日本の菜の花みたいだけど、苦みはなくて、ブロッコリをもう少し青臭くしたような味。
*日本でも「スティックセニョール(スティックブロッコリ)」という、ブロッコリと中国野菜の芥藍(カイラン)を掛け合わせた種類があるようだけど、恐らくそれだと思われます。
こちらでは、ブロッコリを柔らかめにゆでて、たっぷりのニンニクと油で炒めたり、サラダにして食べられている。
ちなみに、日本で私たちが見慣れているブロッコリは「ブロッコリ・ジャポネーズ」と呼ばれていて、別に存在する。
でもブラジルのブロッコリの方が、いかにもワイルドで栄養価がもっと高そうなので、私はもっぱらこちらを選ぶ!
(味も見た目も、ジャポネーズの方がなんとなく、やさしい気が…(笑)。)
そして、ワイルドなブラジル育ちなだけに、料理する前の下ごしらえに手間がかかる。
汚れを落としたり、色の変わった葉っぱを切り落としたり、茎の筋を1本1本むいたり…
だから、「今日はブロッコリをする日」と決めたら、小1時間はブロッコリと向き合うことになる。
(>_<)
*日本の「スティックセニョール」は、茎もカリカリしていて美味しいらしいけれど、こちらのはかなり筋があって、食べたときに口に残る。
↓これがBefore。
でも、
午後の傾きかけた陽の光を浴びながらそんな作業をしていると、なんだか、
昔、祖母がていねいに野菜の下ごしらえをしていた後ろ姿を思い出して、ちょっと懐かしい気持ちになれる♪
手間のかかるブラジルのブロッコリがくれる、ほのぼのとしたこの時間もまた、なかなかいいものです。
(^-^)

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