サンパウロの観光名所の一つに、「市営市場(Mercado Municipal)」がある。
よく言う表現でいうと「サンパウロ市民の台所」というところだけれど、私たちが行ったのが休日だったためか、観光客も多いようだった。
*もちろん、レストランの料理人たちが仕入れにも利用する、サンパウロ市内でNO.1の食材の宝庫であることは間違いない。
↑この左右・後ろ側にも、お店が軒を連ねている。
日本のどこかの展示会場のように広くて天井の高い建物の中に、
様々なフルーツや、魚、肉(ブタが姿のままあったり…)、
チーズや加工品、ドライフルーツやスパイス類などなど、
ブラジル中からのありとあらゆる食材が売られていて、見ているだけで楽しいところ。
*フルーツなどは、売り子さんにちょっと質問するとなんでも味見をさせてくれて、買わなくても嫌な顔なんてしない♪
そんな中で、ひときわ人でごった返していたのが、2階にあるフードコート。
そしてその中でも、この市場の名物でもある『モルタデーラ(mortadela)』というハムのサンドウィッチを出す有名店
『Hacca Bar』
は、空席待ちの人が店の周りを取り囲むほどの人気ぶり。
他にも同じようなメニューのお店があるのに、だ。
↓Hocca Barのブース前。人、人、人でいっぱい。
↓メニューに、もう絵が!
でも、「これほど圧倒的に人気のお店なら、ぜひ試してみなければ!」ということで、
まず注文するのに並び、
(メニューをみて選んでいたら、あっという間)
“いす取りゲーム”状態の空席争奪戦にも参戦した。
そうして出来上がりを待ちに待って、いただいたのがこちら!
(すごい量!)
名物の『モルタデーラ(Mortadela)』サンドウィッチ(画像奥)
(ドライトマトとチーズも入ったタイプ)と
こちらも人気という『アンチガオン(Antigão)』サンドウィッチ(画像手前)。
それに、お店イチオシの『バカリャウのパステウ(pastel de bacalhau)』(画像左奥)。
サンドウィッチは、どちらも唖然とするくらいのボリュームで、大食い自慢の男性でも1つを完食するのは難しいと思う。
とにかく中身のハムとお肉の量がハンパでなく、思わず笑ってしまった…。
名物の『モルタデーラ(Mortadela)』の方は、
しっとりしたハムが数十層にも重ねられていて、歯切れもよく美味しいけれども、日本人には、ハムの塩味がもう少し薄いと最高だと思う。
そして、夫と私が揃って一番気に入ったのが、実は『アンチガオン(Antigão)』の方。
トマトやタマネギと一緒に調理された豚もも肉が、これでもかというくらい挟まっている。
(高さ15cmはあった!)
この中身の味付けがクセになる感じで、夫は後日「あの味をまた食べたい!」と、思い出して言っていた。
結局……、
空っぽの胃袋を抱えた大人二人でとりかかっても、オーダーした3品は半分も食べきれず…。
(バカリャウのパステウは私はもはや手をつけられなかった。そもそも2人で3品というのが無理な量だった。)
でも、
このあり余るボリュームがまた、ブラジル人に人気の秘訣なのかも!?
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