今回は、さすがのフルーツ天国ブラジルでも、ちょっと不得意らしいフルーツのお話し。
それは、イチゴ
。
南国フルーツではないから当たり前、とは言い切れない。
柿やブドウなど、もともとブラジルにはなかったフルーツでも、しっかり美味しく育てられるんだから。
それがイチゴに限って、何回買ってみても、“あたり”だったことがない。
見た目が真赤でおいしそうなものは、パックの下の方の粒が潰れて腐れかけていたりするし、
(取扱いの問題もあるかも…)
食べても甘味も香りも薄い感じで、毎回、がっかりする。
でも、イチゴの味は、私にとってどうしても食べたくなる味。
子供の頃から、食卓にイチゴが出されることも多かったし、休日の朝にイチゴジャムを塗った食パンを食べながら家族で語らった時間の思い出が、体に染みついているみたいなのだ。
*思えばイチゴ好きな家族だったのね…。
そうだ、ジャムがあった!
ある日思い立ち、2パックほど買ってみたものの、やっぱりイマイチだったイチゴを使って作ってみたら、これがヒット。
生で食べると物足りない味も、煮詰めるせいか、しっかりして味わい深い。
手作りなら、余計なものを入れることもなく、砂糖の量も少なく調節できるから、体に優しいのも◎。
これを無糖ヨーグルトにたっぷりかけていただくのが毎朝の習慣なのだけれど、お腹のためにもとてもいい。
砂糖が少なめ(25%以下)だから、ペクチン(水溶性食物繊維)豊富なジャムを、思いっきりたくさんかけられるところがミソなのだと思う。
*悩める方は、ぜひ試してみて。
§この日は軽くトーストした、小麦ふすまとライ麦のパンに合わせて。香ばしいパンとも相性◎
その後も、市場で“3パックで250円”
(イチゴは日本も安いけど、さらに安い!)
なんていうイチゴを見つけると、思わず買って作り置きをしている。
やっぱり、フルーツ天国ブラジル、なのです!
*ジャムを手作りする場合、砂糖の分量を果実の25%以下にする場合には、保存に注意が必要のようです。
私の場合は、煮沸消毒したビンに小分けして、1ビンは2週間くらいで食べきり、残りは冷凍保存しています。

にほんブログ 村