6月も下旬となり桃の季節がやってきた。

この時期週末の桃山町界隈は、桃の買出しに来たクルマで溢れかえるようになるので、出来るだけ通らないようにしているのだ。

週末農業でも桃は少し作っているんだけど、毎年のように鳥・アライグマ・カメムシ・カナブン・シンクイムシ・黒点病とかカビ類の病気・・・の被害で満足に出来たためしがない。手間が掛かる果物は週末だけの農業では中々難しいんだよね。

この時期は彼方此方から収穫のお裾分けでもらったりもするので毎日桃を食べるんだけど、平日に桃山町を通った時にタイミングが合えば買う事もある。

桃山町界隈には畑の中に桃の無人販売とか自動販売機まで有るからね。

 

桃の季節になるともう一つ増えてくるのがアライグマなんだな。

罠を仕掛けておいても毎日確認できないので、3日程放っておくとなんと3匹も掛かっていた。

いったいどんだけおるんや~!

市役所の担当者は「今日はこれで15匹目、こればっかりや~」と言っていた。

1年間に出産する数に比べると全然足りないので増える一方らしい。

紀の川市では、イノシシ・アライグマ・ヒヨドリ・カラス・シカ・カワウが駆除対象に指定されているんだけど、熊の出没する地域なんかは大変だろうな。

じいちゃんの代から作っている畑で作業しているといきなり熊が現れて殺されちゃうんだから、農作物の被害どころではないよね。

「熊を殺さず捕獲して山に返せ~!」とか署名まで集めていた団体もあるようだけど、自分に被害が及ぶまで現実を直視できないのかな?

最近流行りのカスハラとかもそうだけど、想像力や共感力の欠けた自己主張が多くなってるのは多様性尊重の弊害なのかもしれない。