こんばんは。
予告どおり、まずは男子の結果を並べてみました。
対象は、2月1日以降の日程で結果R4が50以上の学校。
表の見方は、
・中央(±0) 予想R4=結果R4
・右側(+1,+2,+3~) 予想R4<結果R4
・左側(-1,-2,-3~) 予想R4>結果R4
です。
では。
今年の中学受験で最も話題になったのは、言うまでもなく新設校の芝国際でしょう。
先日発表された入試結果によると、2/1~5の全5回の入試定員120名に対し、受験者数のべ2434名、合格者181名(実質倍率13.4倍)という超狭き門。
日能研生の合格者数は28名で、予想R4(44~45)に対し結果R4(55~57)と大幅に上昇し、ここを第一志望に据えてチャレンジし続けたご家庭はとても大変な受験になったのではないでしょうか。
続いて、今年も目立ったのが旧女子校からの新設共学校の難化。
その走りである渋幕や渋渋は高いレベルを維持して落ち着いていますが、そこに追い付け追い越せと伸び続けているのが広尾学園と広尾学園小石川。
広尾は本科コースも65を超え、小石川の1回目(2/1AM)も60に迫るなどまだまだ人気に陰りが見えません。
三田国際や開智日本橋、都市大等々力も受験回によってグッと上がり、第一志望で合格を勝ち取るのが年々難しくなってきています。
そしてここからが本題。
男子の難関校は軒並み結果R4が上がりました。
聖光学院① 70(+1)
聖光学院② 69(+1)
麻布 69(+2)
駒場東邦 66(+1)
栄光学園 66(+1)
海城① 65(+1)
特に麻布の2ポイント上昇は驚きましたね。持ち偏差67(予想R4)以上の層の合格率が5割程度にとどまり、日能研講師陣も相当な危機感を覚えたはず・・・
神奈川の二光も揃って上昇し、聖光はついに70に到達。こうなってくると2/1校以外の冠校日特があってもよいのでは?と思ってしまいました。
神奈川御三家のもう1校の浅野は63(-1)と合格者数のわりに下がりました。これは2018年以来5年ぶりです。
2/1AMに参戦してきた都市大付属①は60(+4)と厳しい結果に。
都市大付属のスケジュール変更の影響を大きく受けたと思われるのが2/2AMの世田谷②の59(+4)で、昨年まで都市大付属を受けていた層が流れてきたのではないでしょうか。
最後は毎年人気の大学付属校。
慶應SFC 67(+1)
慶應中等部 66(-1)
慶應普通部 65
早稲田② 66(-1)
早稲田① 65
早大学院 64(+2)
早稲田実業 62(-3)
慶應は小幅の変動でしたが、一方の早稲田は2022年から男子定員が減り難化継続が予想された早実が大きく下がりました。明大明治②の62(+1)と並んだのには少々驚きです。
MARCH系で注目なのは青山横浜英和Aの56(+3)です。2021年度の卒業生が系属化後の1期生で、その8割近くが青学に内部推薦で進学した実績が人気を呼んだと思われます。
50前半の学校では日本大学が各回とも大きく下がりました。頑張れ神奈川・・・
男子は以上です。
手集計なので間違いがあったらすみません。